表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

128/401

第46話 結果は? (8)

「じゃ、陛下は! 今更のように、(わたくし)に尋ねなければいいではないですか~!」、


「うわぁ~、うわぁ~、ん」と。


 エリカが僕の前で、自身の両目を手で覆い隠しながら、大きな声で泣き不満を漏らしてきた。


 だから僕は「ごめん」とエリカに謝り。


「俺自身が今、何に関しても、自信が無いから。エリカに対しても、生前のように、自分自身に対して自身が持てないから、本当にごめん」と。


 僕は元妻? 現代妻?


 まあ、僕とエリカの間柄は微妙なので、と。


 僕自身がまだクヨクヨ、グチグチと意気地無しの状態だから、どちらかわからないけれど。


 僕はエリカに対して、今自分自身に自信が持てなくて、ウジウジしているからすまないと謝罪をした。


「このお店の経営のことと、お好み焼きの焼き方かな?」


 エリカは泣き過ぎで、自身の鼻水をズルズルと垂らしていたの、シュンシュンと吸い上げつつ、僕に尋ねてきた。


 だから僕は「う、うん」と、頷いた。




◇◇◇


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ