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僕の前世は異世界の凶悪な竜だったみたいだけれど。今は異世界日本でお好み焼き屋を呑気に営業しています!  作者: かず斉入道


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第1話 序章は溜息しかでない僕(1)(改修版)

 僕は作業用の大きな鉄板……。


 そう、《《広島お好み焼き》》を一度でも食べにいったことのある人ならばわかると思うけれど。


 《《広島お好み焼き》》を焼く大きな作業用の鉄板のついたカウンター席に、自分の頬を当て、背を丸め椅子に座り──。僕はお仕事を《《やる気無し男ちゃん》》の様子でね。


「はぁ」と嘆息を漏らせば。


 自分の顔がカウンター席に頬が当たったままだから、真横の状態で、自分の瞳だけ動かしながら、僕は自分のお店の店内の様子を見詰めながら。


「あああ、今日も暇だな、僕のお店は……」と。


 今日も僕は懲りもしないで嘆いてしまう。


 だってさ、僕がわざわざ脱サラまでして始めたお店……。


 そう僕の幼い頃からの夢だったものを叶えるために借金までして始めた、このお店なのにさ……。


 只今正午の12時過ぎ……。


 そう本当ならば《《お昼のランチタイム》》の最中のはずなのにさ、僕が経営しているお店はこの通りのざまでね。


 この広い店内を僕が見渡し確認をしてもお客様が一人も居ない状態なのだ。


 僕が個人経営をしているこのお店はね。


 だから僕は自分自身がおかれている現状……。


 まあ、店内の様子を見ては、『ハァ~』と。


 僕は先ほどから溜息ばかり漏らし、嘆いている状態なのだ。


 僕が脱サラして、借金を抱えてまで建てたお店はいつも閑古鳥が鳴く状態だから。


 それも1週間や2週間と続いている状態ではなく。


 もう既に数か月も続いている状態だから、僕自身もそろそろこのお店……。


 そう、一階が店舗、二階と三階が居住スペースになっている店舗付き注文住宅を購入する際に使用した頭金以外の、残りの貯蓄……。


 このお店を運営させ、軌道に乗らすまでの運転資金の方もそろそろ底をつきそうな最悪な状態へと陥っている。


 だから僕は、先ほどから店内の様子を見て大きな溜息を何度も漏らしつつ嘆き。


 今後このお店……。《《広島お好み焼き屋【さつき】》》の経営を続けるか? お店を畳むか? を。


 僕は溜息を漏らし、嘆きつつ、ひたすら思案の方も続けている。



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