↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白楽天 舞夢訳  作者: 舞夢
PR
68/242

編集拙詩

編集拙詩、成一十五巻、因題巻末 戯贈元九李二十


一篇長恨有風情  十首秦吟近正聲  毎被老元偸格律

(元九向江陵日、嘗以拙詩一軸贈行、自後格変)


苦教短李伏歌行 

(李二十常自負歌行、近見予楽府五十首、默然心伏)


世間富貴応無分 身後文章合有名 莫怪気轟(きそ)言語大 新排十五巻詩成



自作の詩を編集をして十五巻にまとめた。

巻末に詩を題して元九(元稹)と李二十(李紳)に、戯れに贈る。


一篇の「長恨歌」は味わいを重視し、十首の「秦中吟」は詩としてのあるべき姿を求めた。

ところが元のおっさんには、せっかく詠んだ私の詩の風格を、いつも、するりと持って行かれてしまう。

(元のおっさんが江陵に旅立つ日に、私は自作の詩一軸を送別として贈った。それ以降、元のおっさんの詩の風格が増すことになった)


ちんちくりんの李さんには、私の歌行については、一言も言わせずに屈服させた。

(李二十は自分の歌行体について鼻高々であったけれど、最近私の新楽府五十首を読んだ後は、何も言わずに心伏している)


世間の富貴には無関係であるけれど、私の名前は残した文により、死後にも残る。

意気も壮大で大言だと首をかしげて欲しくない。

ここに、十五の巻が出来上がったのである。


※気轟(きそ):粗雑


○元和十年(815)、江州の作

○元九(元稹)、李二十(李紳)は、それぞれ白楽天の友人。

 おっさんとか、ちんちくりんとして、からかっているところが面白い。

○白氏文集の最初をまとめあげた自己満足を記している。

○白氏文集は、我が日本でも貴族社会の愛読書であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。