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黒い桜~The black cherry blossom ~  作者: 佐久間五十六


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報われない身近なHERO

 日米安保体制が永遠に続くなどという事は、きっと恐らく有識者であろうと無かろうと、誰もが思っていない事だろう。現場の自衛官もそれは同じだ。いつかアメリカとの同盟は終わりを迎える事だろう。

 現に日本は今、憲法を改正し自衛隊を国防軍化しようとしている。その煽りをまともに受けるのは他でもない自衛隊である。トランスフォーメーション等と口では格好良く言っているが、その実態は、単なる国防軍への改編プロセスでしかない。世界標準で言えば、自衛隊という曖昧な位置付けの方が異常なのかもしれない。

 しかし、戦後の混乱期から作り上げてきた自衛隊の存在無くして、日本の安全保障を語る事は不可能である。異常も半世紀が経つと、異常が常識になってしまう。そうした世間の動きに惑わされない、心の強さも彼等自衛官にはある。

 不安定な土台の上で、それでも信念を曲げず国防の為に、尽くす自衛官は、我が国が誇って良い財産と言えるだろう。残念ながら彼等自衛官が真っ当に世間から評価されているとは言い難いが、2011年の3.11の東日本大震災や2024年1月1日の能登半島地震により確実に自衛隊の国民意識は評価は上がっている。

 国民に最も身近なヒーローである彼等が、どんな思いで、国防の任にあたっているのか、折に触れて我々は知って行かなければならない。知らなかったでは、済まされ無くなってしまってからでは手遅れなのである。

 大きな節目を迎えつつある今だからこそ、もっと、普段知らない事を国民は、自ら進んで情報を得て行かなければならない。

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