5. そばにいるから
大切なひとを亡くしてしまっても
もしかしたら、
いつも、いつまでも
ずっと、つながっているのかもしれない。
見えなくても、声も聞こえなくても
そうだとわかる方法で
何か伝えてくれてるのかもしれない。
だから、時々
心を澄ませて
周りの出来事をよく見てみるといいと思う。
偶然だと思うことでも
それは、何かのメッセージで
自分に大切なことを
知らせてくれているのかもしれない。
こちらの考えは全部見えてるみたいだから 必要があれば
何か手段を選んで示してくれる。
誰かが口にした言葉や
何気なく開いた本の文章や
好きな歌の歌詞や
映画のセリフや
絵や写真。
・・・不思議な偶然の出来事。
その時に心に届いて
思いついたことがあれば
それは
大切なひとからの
メッセージなのかもしれない。
離れてしまったのは、カラダだけで
心はいつもつながっている。
だから、話したいときには
いつでも話しかければいい。
必ず、聞いていてくれて
いつも、見守っていてくれてると思う。
生きていれば、様々なことがあるけど
ちゃんと応援していてくれてるから
その気持ちに応えて頑張ってみて
そのうちに、また会えたら
ゆっくり話をすればいい。
悲しくて、悲しみに負けそうになったら
その時は、あまり無理をしないで
泣いていてもいい。
会えなくて、寂しくて、苦しくて
どうしようもなくなってしまったら
ゆっくり深呼吸をすると
少し、楽になれるかもしれない。
胸を大きく広げて
ゆっくりと深呼吸をして
目を閉じて
大切なひとをイメージして
話しかけてみるといいと思う。
いつもつながっているから
すぐにつながることができる。
苦しい気持ちは少しだけやわらいでくれる。
それでも辛いときには
悲しくて苦しい気持ちを
そのまま聞いてもらえばいい。
淋しくてしかたがない。と
聞いてもらう。
泣いてもいい。
たくさん泣いて
それで、聞いてもらう。
そのひとは、何て言っているのか
何て言うのだろうかとイメージしてみる。
そうして、
自分の心を傷つけてしまっている
悲しみや、寂しさや
苦しい気持ちを
少しづつ小さくしていけばいい。
その痛みを
忘れてしまうことは出来ないけど
傷ついてしまった心を
そのままにしておくことも出来ない。
そのうちに、たのしいことや
うれしいことや
おかしいことがあったら
その時のことを笑顔で
話しかけてあげたら
大切なひとも
きっと同じように笑って聞いてくれる。
喜んでくれると思うし
何より、安心してくれると思う。
私も、先に逝ってしまった
大切なひとたちには
安心してほしいから
これからは、なるべく
楽しい話や嬉しい出来事や
面白かったことを
たくさん話しかけようと思っている。
そうすることができたらいいな。と思う。
(おわり)
Orionの奇跡~そばにいるから~「もうひとつの物語」 を
最後までお読みいただき
本当にありがとうございました。
青いとかげ




