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激弱前世の思い込み 強化の真髄  作者: 悲出不 タケシ
少年期 嵐の前の静けさ編
27/30

 27話 開拓 何人も穴を掘る

俺は山脈までの道路を完成させて、穴を掘る準備を始めた、あえて補足しておくが今まで作った道路には継ぎ目があり少し隙間が開くように石を配置してある、山脈と道路の間にもちゃんと隙間を作ってある


「よしこれまでは問題ないな、ここが勝負だな真っ直ぐ掘り進むか」


土に干渉し、石を上手く配置して火系の魔法で溶かし固めるそれをずっと続けて掘って掘って掘り進んだ、地面は石で側溝も作り水捌けを良くした、石で組んでいるために完全に密閉されてるわけではなく、雨が降れば隙間から水が流れ側溝から水を捌けさせる仕組みになっている


この造りで突き進んだ、今がどこら辺かわからないが道が真っ直ぐか確かめながら掘り進んだ、もう何日経ったか覚えて居ない、たまに巣穴にしようと迷い込んだ魔物を倒したりしながら進んでいくとやっと突き抜けた、出口の整備や水捌けを考えてすこし作り直したりして


両方の出口に鉄格子を作り中に入るには昇降機と同じで金貨を入れると蓋が開き石に魔力を流すと開くようにした、そして10分で閉じるようにした、


「どんなけ掛かっても10分あれば通り抜けるだろ」


また道路製作が始まった夜に明かりの具合や地図で首都を確認した事でそのまま真っ直ぐ進むことを決めた、道路製作は順調に進んだ、トンネル開通からすでに1ヶ月たった、大分進んだがまだ届かない毎日夜になると遠くにかすかに明かりが見える


更に三日が経った一日10km程度の道路を作り続けた、後もう少しだ今日ずっと作り続けて漸く首都の外壁から1kmくらいの所まで来て昇降機を作りその日は終わった

次の日からは街道まで繋げる道の製作を始めたこれはすぐに終わった500mくらいだったから


一度戻るか迷ったがそのまま首都に行って皆に土産を買おうと思って門の前まで来た


「すみません、俺は旅の者です」


「一人か?なんでそんなに軽装なんだ」


門番に声を掛けた、すんなり入れるかと思ったのに、なかなか通してくれないな


「一人です、荷物は2人組の大人に襲われて、荷物を投げつけて逃げて来たので持っていません」


「そうか大変だったな通っていいぞ」


「ありがとうございます」


宿を探して宿で体を拭いて服を洗って干して寝た

次の日は服探しをして身なりを良くした


聞き込みをして羽振りの良い商会を聞いて回った、それに1日使ってやっと落ち目の商会を見つけた、その落ち目の商会を次の日尋ねた


「すみません、店主は居ますか?」


「なんだ小僧、店主は俺だが何か用か?」


「ここでは話せないので奥で話せませんか、大きな声では言えませんが・・・儲け話でございます・・・」


最後のところを小声で言うと、店主と一緒に奥へ行った


「で、儲け話とは何だ?」


「簡単に言います、新しい行商路にございます」


「新しい行商路だと、そんなものでどう儲けるんだ?」


「新しい行商路は南の山脈を越えるのに5日で済みます、南への売りに行って南で品物を買いここに戻ってくるまでに一ヶ月掛かりません、どうです魅力的ではないですか?通常片道で1ヶ月は掛かります」


「それを何でうちの店に教える?もっとでかい商会に伝えれば良いだろ」


「何を言いますか、大きいところは行商路も店舗回りなども兼ねてたりします、しかし貴方は他の大きい商会と違い沢山の行商人を囲っていません、それに貴方の商会が他の商会より儲けさせる事が出来たなら、俺はとても楽しめます、貴方は楽しくないですか?他の商会よりも儲けて悔しがる顔を見るのは?」


「確かにそうだな、それでその行商路は大丈夫なのか?」


「はい、大丈夫です、そうですね出来るだけ南に無い物を集めてください、そして出来るだけ多くの行商人を用意してください、それを3台に付き2人位の冒険者で大丈夫でしょうあと御者は一台に付き2人用意してください、夜も交代で馬自体の疲れもあるので歩くようなスピードでしょうが移動が可能です」


「そんな行商路が存在するのか?」


「はい、ありますよ、信用出来なければ腕の立つ者や信頼のおける者を旅にお付けください」


「3日後にまた来ますその時までにご用意をお願いします、ちなみに荷物をお願いするのは、山脈を超えるのにはお金が掛かります、そのことを覚えて置いてください」


俺はそれから三日首都の店で色々巡った、無駄遣いにならない程度に買って、落ち目の商店に向かった


「準備は出来ましたか?」


「おう坊主出来たぞ、信頼できるものを残し、俺が旅に付いて行く事にしたが構わないよな」


「はい、大丈夫です、じゃあ準備が出来ているのであれば行きましょう」


俺はそう声を掛けて出かける、10台あったが何か違和感がある、少し警戒しないと行けないかもな

町を出てすぐに言う


「この道ですここを進んでください」


周りがざわざわしだす、まあ最近まで道が無かったのに道が出来てたらびっくりするわな、昇降機までたどり着いた


「ここに乗せられるだけ馬車を乗せてください」


10台全部乗せられた、少し大きめに作ってよかった


「すみません、店主さん、ここに金貨を一枚入れてください」


「なんで入れなきゃいけないんだ」


「俺は最初に言いましたよ、移動には金が掛かると、仕方ないですね今は俺が出しますがこれから先もこうしたのがあるのでちゃんとお金を入れてくださいね、

ここに金貨を入れるとこの蓋が空くようになります、この蓋を壊すと、この昇降機は動かなくなるので注意してくださいね、蓋が空いたらここにある石に魔力を通すとこのように動き出します」


石に魔力を通して昇降機を上げる、皆驚きの声を上げる


「ここにもうすぐ道が現れます、ここを通ると南に行けます」


昇降機が上がりきる頃にタイミングを合わせて言う、もう皆声も出ないと言った感じだ


「ここが俺の見つけた道です、店主さんどうですか?すごいでしょ、ここには魔物も滅多に通りません、ですが絶対に通らないということでもないですので警戒はしておいてください、ただ見通しは良いですし、さあ行きましょう」


皆動かない、なんなんだ


「皆行きますよ付いてきてください」


とりあえず馬車を一台動かした、とりあえずは皆付いて来たのでスピードを徐々に上げていく、道も平なら曲がり道もないから馬が普段よりもかなり早いせいか、御者が少し大変そうだったが、早すぎても馬がバテるのである程度までで抑える、


何時間か進むと日が暮れてあたりが暗くなっていくが一年くらい持続する光る石を道路の両サイドに置いてあるので淡く光って足場を照らしている、


「店でも伝えましたが、これが暗くても馬が歩けるようになってるんです、この道便利でしょ?」


店主も他の奴ももうさっきから返事もしないしよくわからないな


「今日はこの辺で休みましょう、明日山脈をに着けますよ」


俺は自分だけに結界の魔道具を使いその場で寝る、こいつらなんか危ないし結界って大事だよな


馬車が動く音が聞こえたがそのまま無視して寝ることにした、あいつら俺を無視する気かなあの扉開けられるのかな?


朝起きたら馬車が一台もなかった、あ~あ、選ぶ相手失敗したな


その後俺は先に進み扉を開けておくそして開けっ放しになるように細工をしておく、馬車が10台入ったのを確認して俺は扉を閉めた、俺はそのまま山脈を徒歩で越えて村に帰ることにした


人って信用ならないな


村にたどり着いて、コリンに事情を説明する


「という訳だ、あいつらなら金貨を入れず、蓋を破壊して扉が開かなくなるだろう、そのうち死ぬだろうけどな、その間、この村はまだこのままになってしまう、すまない」


「この村は大丈夫ですよ、それに今、御主人が色々な土産を持ってきてくれたじゃないですか、結構皆楽しんでますよ」


レナがそう言ってくれた、


「俺ももう少し、頑張って、ここを争わずに通ってくれる者を探してみせる」


それから三日経った、今日はトンネルに行って観察していたが、やはり出れなかったようだな


「あの扉直すの俺なんだよ、壊してくれてんなよ」


トンネルの人間には聞こえない声で呟く、食料ある内は全員生きてると思ったのにな、冒険者しか居ないってのは困ったね、少し事情を聞きに行くか、馬も食料にされたらもったいない


「おい、お前らなんで商人や御者が死んでるんだ?お前らが死ぬのは構わないが、馬が可哀想なんでな様子を見に来てびっくりしたぜ」


「お前はあの時の小僧」


「質問には答えてくれないかな?答えてくれたら出してやってもいい」


「本当か、商人達はなあの晩俺らに「この小僧を殺すつもりだったが、なぜか近づけないからこのまま置いていく」って言われたんだ」


「殺そうとしてたのか、この道を自分の物にしたかったのかな?あの商人には言ってないがトンネルを抜けると少し先に村があるんだ、俺無しで村に着いてたらその時点で死んでたぞ、ここが開かなくて命拾いしたな」


「なっ・・・」


あら、言葉を失っちゃった、でも言ってもらわないとな


「で、なんで商人と御者が死んでるんだ?」


「商人は俺らに役立たずと罵り、「早くここから出せ、出さぬと殺す」と言ったのが引き金だな、その時御者は攻撃してないのに恐怖に耐え切れなかったのか襲ってきたから仕方なく殺した」


絶句した奴と違うやつが答えた


「お前たちはこのまま冒険者を続けるか?それとも俺と一緒にこの商人の商会に行かないか?一つ面白いことを考えた」


考えたことを説明して護衛の冒険者が賛同したので、俺は扉を直し、馬に餌と水をあげて首都に戻ることにした








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