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魔女とボッチ

作者:海月
最新エピソード掲載日:2026/10/28
 蓮見由来(はすみ・つずつぐ)は、勉強はからきし(学年順位300位中250位)だが、独自の「ひねくれ論理」を持つ高校2年生。面倒な人間関係は時間と労力の無駄遣いと切り捨て、完璧な「平穏ボッチ生活」を死守する主義だった。
 しかし、そんな彼の冷めた人生設計は、クリスマスの夜に木端微塵に打ち砕かれる。
 バイト帰りの暗い路地裏で彼が目撃したのは――なんと、漆黒の箒にまたがって夜空を飛ぶ女子高生。しかもスクールバッグにスカートの裾が挟まり、ピンクと黒のパンツが丸出しになった、文字通り天から降ってきた凄まじい『ラッキースケベ』だった。
 呆然自失のまま冬休みが明け、新学期。由来のクラスに一人の転校生がやってくる。
 真っ暗な黒髪に妖艶なたれ目。我が校が誇る圧倒的優等生――黒川月詠(くろかわ・つくよ)。
 彼女こそが、あの夜空を飛んでいた「ピンクと黒の主」であり、本物の『魔女』だった。
 運悪く隣の席になった由来は、最初の授業中に教科書の余白へ手書きのメッセージを突きつけられる。
『ピンク、見たでしょ?私の気になること、不思議なこと。これから色々調べるから、あなた手伝いなさい』
 秘密の口封じとパシリの強要。だが、拒絶しようとした由来に、魔女は最悪で最高の悪魔の取引を持ちかける。
『報酬に、あの時のピンクのパンツあげるから』
 その瞬間、由来の理性を欲望が消し飛ばした。平穏? ボッチ主義? 知るかそんなもの!
 変態と呼ばれようが構わない。あの至高のピンクのためなら、魔女の忠実な犬にだってなってやる!
 欲望に極めて忠実なひねくれボッチ男子が、好奇心旺盛なドS優等生魔女に魂を売り、学校や街の「不可解な怪奇現象」の調査(なんやかんや)に全力で突き進む、新感覚の秘密共有系・学園オカルト青春ラブコメディ、ここに開幕!
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