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SinceNowReStart  作者: 東風陽炎
第三章 造られし悪魔の狂気編
26/26

23話 誓い合う無情な聖夜

「もう少しだ、あと少しで神霊花装も完成し計画を実行に移せる」

そして緋奈を取り戻す!

そんなことを考えながら街中を歩いていると聞こえてくる、12月の後半になると執拗いという程聞く羽目になるクリスマスソング。

そして普段なら気にも留めないが状況が状況な為に軽くキレざるを得ないカップル達の楽しげな談笑。

去年までは緋奈の作るローストチキンやケーキを食べながら楽しく過ごしていた、だからこそそれを取り戻す!


ある者は改めて復讐を果たし幸福を味わう事を誓い


「親父の計画は完全かもしれないがダメだ、やはり……」

ー親父には死んで頂かないと困るー


また、ある者は父親に反旗を翻し己の理想を果たす事を誓う



「夜桜くんはクリスマスを一緒に過ごす様な人は居ないの?」

常に絶えない微笑を浮かべながら友愛さんは聞く。

「居る訳ないじゃないですか」

正直な話親しいと言える血縁以外の異性が居た覚えもない、欲しい事は欲しいが望み薄である事くらいは理解している。

「うちの子もそうなのよ、もう高校3年なんだし彼氏の一人くらい居てもいいと思うんだけれどね」

彼女の娘は確か白金慈永(しろかねじえい)と言ったはずだ、永く慈しむ心を持って欲しいと願ってつけられたらしいが正直変わった名前だと思う。

まぁ夜桜なんて名前の俺が人のことを言えた立場ではないが…

「まぁ高校3年生だとやっぱり思春期的なものとかもあるだろうし居ても言いにくかったりとかじゃないですかねぇ」

だが実際学校以外家からはほとんど出ないらしく割とガチで彼氏どころか友達すらいない可能性まである。

そして話の流れで一緒に遊んでくれとか言われるが友愛さんよ、ちゃんと考えてるか?高三の娘さんとこんなオッサンが一緒に出歩いてたら一発で警察の御厄介になりますよね?事案ですよ事案です!まずいですよ。

まぁ会って話し聞くとかでいいならしますけどね。



こうしてそれぞれ誓い合う者も居ればくだらない話を交わす者まで居たが時は過ぎクリスマスイブ、クリスマス当日を越し12月26日となった。






「日向、夜桜、友愛、ここまで協力してくれてありがとう、これよりシナリス理論と神霊花装を用いて時の流れを曲げ緋奈を取り戻す!」


日向と友愛が機材やモニターとにらめっこを始め夜桜が世界初の人型外骨格機動時間改変装置 神霊花装”Cherry-Rose”を起動し計画を始める、そしてそれを半ば祈る様に見守る八重桜。


そして全てが上手くいき悲願たる時間改変による緋奈の生存が果たされると思いきや唐突に日向は八重桜に自動小銃を突き付ける。

「親父、時間は確かに変わるしお袋と戻ってくるがその先にアンタの居場所は無い!」

息子の体を踏み台にし若返った妻と2人楽しく生きられると思うなよ!


八重桜の真の計画、それは自らの意識を夜桜の健康的なある程度若い肉体に定着させ乗っ取り若くなった妻である緋奈と共に生きていくという傲慢かつ無情すぎるものだった。




轟く発砲音、流れる血、響く叫び声

たった数秒の出来事でこれ程悲惨な事が起きてしまう、それが時の無情さだ。

そう言い残し夜桜を気絶させ奪った神霊花装でシナリスを発動し時間を己が意のままに染め上げる。









「これが真実だ」

全てを語り尽くした日向はこの一言を最後に黙り込む。

無論脚色を多少は加えた為純粋な意味での真実では無いが大体あってる、そして基本的に終始一貫としない感じの語り方や矛盾などは気にしてはいけない(震え声)

そしてまだ夜桜にもこの場の誰にも告げていない計画の最終段階だが、《夜桜の死》を持って時間は永遠に停滞し何も失われず何も変わらない世界へと進むという事は最早言わずとも身をもって知るので言わなくても良かろう。


しかしそんな盛大なフラグを立てたからか銀の影が落ち行く桜と不死鳥を模した人型へ青い薔薇や赤い椿よりも速く近寄り抱きしめ垂直に飛び小さな島へ降り立つ。


「思い出したのは彼だけじゃない、そして全てを知っているのも貴方だけじゃない、日向!」

美しきノルディックブロンドから白銀へと変わった髪を靡かせ高らかに宣言したのはシル=ヴァリア=ウルフだった。


大変長らくお待たせした割にヘボい内容で申し訳ございません、東風陽炎です。

一応の二周年という事で暫くテストや球技大会、文化祭などその他諸々の学校行事に勤しんで疎かにしていた執筆活動を再開致しました。

くっそおかしい文になってますが気になさらないで頂けると幸いです。


流石に2年でこれしか進んでない状況に焦りつつも現在進行形で次回から始まる第四章を執筆中です。

お楽しみに!



そして、ただオタ1周年で何も出来なかったことを深く反省しつつ今年の活動を締め括らせて頂きます。

それではまた来年!良いお年を!

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