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プロローグ
開いていただきありがとうございます。
駄文ですが、お楽しみください。
簡単な事ではなかった
力無きものが生きていくというのは
障害などいくらでもあった
才能なきものが歩く道には
――それでも、少年は闘った―――
――身を削りながら、血を流しながら、心を砕かれながら――走り続けた。
傷ついた数だけ、少年は、『生』を学んだ。
地に伏せた数だけ、少年は、『闘い』をおぼえた。
涙の数だけ、『優しく』なることができた。
そして、少年は青年になり、『己』を知った。
これは、ひたすらに生き抜く、一人の優しい青年とその世界を生きる人々の日常の話である―――
ご覧いただきありがとうございます。




