幸也side 2
そんな天然で、頑張り屋の美桜の事を好きだと気付いた俺
『美桜、帰るぞ』
声をかけると、美桜は
『わぁ、幸也先輩 迎えに来てくれたんですか?嬉しい。 もうちょっと待って』
と、小悪魔発言をして俺を虜にさせる美桜。
急いで片付けている様子だが、そんな姿も可愛くて仕方ない。
準備ができたのか、俺に向かって走ってくる姿が愛おしい
『幸也先輩、待たせちゃって ごめんなさい』
可愛らしく謝ってくる美桜に 俺はやられてばかりだ。
『ほら、行くよ』
歩き出せば、
『置いていかないで!!』
と、言って俺の腕を摘んで、俺の横を歩く美桜が可愛らしく抱きしめたくなる。
横にいる愛おしい美桜、寄り添い守っていこうと思っている。
『幸也先輩、テスト返ってきたんですよ』
美桜が嬉しそうに報告をしてくれる。頑張っていたもんな聞いて欲しいんだな美桜
『何の教科?』
『数学です ふふっ』
ん? もったいぶってるのか美桜?
『良かったのかな?』
『うん。幸也先輩が教えてくれたところちゃんとできたもん94点でした。ふふっ』
嬉しそうに教えてくれる美桜。
『そっかぁ、俺のおかげだな。 美桜』
と、ふざけてみるが美桜は
『うん。幸也先輩のおかげです 先輩、大好き』
と、俺にくっついて甘えてくる美桜
『頑張ったご褒美に明日、デートに連れて行ってあげようかな? 美桜の行きたがっていた所』
と、言ったら俺の好きな美桜の嬉しそうな笑顔を見せてくれて
抱きついたまま 俺を見上げている美桜は小悪魔で、
いつまでも変わらない天然無自覚な俺の可愛い彼女だ。
美桜、俺に出逢ってくれて ありがとう。
美桜 愛している
【幸也side end】