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明坂高校生徒会はこんなもんやで!  作者: 綿ダッコ
〜2人の絆〜

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第五十二話 こういう時に限って......

 (このお土産どうしよ……)

修学旅行から帰宅をした3日後、松原はいつも通り早く来ていた。


(……颯真くんなら早く来るからその時に渡そう)


(クラスメイト5)「おはよー。松原さんはや」

(松原)「あっ……おはようございます。いつもの癖で……」

(クラスメイト5)「あっ、そうなんや」


(あの人なら、他のクラスに行くはずだから……きっと大丈夫)


(クラスメイト5)「もしもし?うん、学校着いてる」


(よし、この間に颯真くんが……)


(森田)「おはよー。松原さん早くない?」

(松原)「……おはようございます。いつもの癖で」


(なんで、こんな時に限って早く来る人多いの……)


(宮浦)「おはよー。2人とも早ない?」

(森田)「だって今日小テストやん」

(松原)「……そうでしたね」

(宮浦)「まぁ、あれムズいか」

(森田)「あれは小テストに出していい難易度じゃない」

(宮浦)「まぁ、気持ちは分かるけども(笑)」


(タイミングが悪いって……もう朝は渡せない……)


結局、放課後になっていた。


(結局、放課後になっちゃった……)

(……呼び止めよう)


(宮浦)「またあし――」

(松原)「(ちょっといい?)」

(宮浦)「(どうしたん?)」

(松原)「(……ちょっとだけ残れる?)」

(宮浦)「(うん……ええけど)」


(……よし、誰も居ない)


(松原)「……ごめんね、待ってもらって」

(宮浦)「全然用事もなかったからええよ」

(松原)「その……あの……」

(宮浦)「……」

(松原)「これ……」

(宮浦)「これって……」

(松原)「うん……東京で買ったの。その……颯真くんにって思って……」

(宮浦)「え……ありがとう。わざわざ」

(松原)「ううん……たまたま見つけたから……じゃあまた明日」

(宮浦)「え、あっ、また明日……」


良かった……渡せた。

朝はもうダメかもって思ったけど……

……背中押してくれてありがとう、彩葉。

……使ってくれるといいな。

私が、使ってるように。


(え……?何が起きた?)

(俺に?つむぎが?)

(……そういえば中身確認してなかった)

(これは……『スカイツリー型のしおり』と『すみれの香水』……)

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