善き隣人の日課
鍵をなくし、私はマンションのドアの前で困り果てていた。八ヶ月の息子を抱え、両手には重い荷物、夫の帰りは遅い。そんな私に声をかけ部屋に招き入れてくれたのは、隣に住む女性だった。ほとんど付き合いのなかった隣人の親切に戸惑いつつ、私は厚意に甘える。彼女は「いい人」のはずだったのだが……。
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