エタり回避論① 心の問題(上)
「エタったっていいじゃない。 素人だもの ねこを」
「書いてみたい」という衝動に突き動かされ、『小説家になろう』に投稿したはいいけど、これ以上書き続けることはできない――
そんな人の為に、悪い大人が悪い話を書き連ねてみようと思います。
まず、「書けなくなる理由」の本質的な問題は、書き手の心ではないかと私は考えます。
途中まで書いたはいいが、その後の話を思いつかなくなった
最初に書いたプロットと大幅にずれて、どうすればいいか分からなくなった
そんなことを「技術的な問題」と片づける人もいますが、私の視点では、それも心の問題であると言います。
「書きたい」という気持ちがあれば、意外と続くものです。
続きを思いつかない? あなたのキャラは、これから何をしようとしていますか? 思い出してください。貴方の主人公が生まれた理由を。その願いを。
プロットからずれた? 貴方の主人公が、「自分だけの行動理念を持ち、「生きたキャラ」になっただけです。予定とは違うのでしょうが、そのまま突き進んでください。
書きたいと思ううちは、何とでもなります。
では、その「書きたい」という気持ちを維持する方法を考えてみましょう。
まず、モチベーションの源を探します。
私の場合、「誰かが読んでくれる」という事実が支えです。さすがに、週間ユニークユーザー0人とかだと、書く気などおきません。チラシ裏に書いているわけじゃないんだぞ、と泣きます。
ですから、悩んだときはアクセス数などを見て精神向上を行います。お気に入り登録数やランキングなどは意識から外していますが。
あとは目標、「毎日投稿する」というのを続けています。
半分習慣になってしまえば、呼吸するように書くことを探し、意識することなく次の話が頭の中をよぎります。
人によってはこれが苦痛になる人もいるでしょう。
あくまで、私の方法です。自分の中にある「書きたい」のスタートラインを探し、実践してください。
参考までに。
たぶんですけど、「書きたい」と思った時って、他の方の作品を読んで「面白い」と思った時ではないでしょうか?
でしたら、その時の作品を読み直すと、気分転換になるかもしれません。
他にも、自分の処女作を読み返すとか。人によっては黒歴史並みにダメージを受けると思いますが、それを直したいと思えれば、まだ何とかなるかな、と。




