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山神転生  作者: RERITO
第二章 魔法(?)に目覚めた〜これって魔法って言うのかな…

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3.いざとなったら、肉盾に...(思ってないよ?ホントだよ?)

「え、ウルテン着いてきてくんないの?嘘でしょ?」


「うむ。我はこの地を守る神みたいな存在だからな!!基本は、村を見守っているのだ。」


「そう言って、本当はきたくないってだけじゃないの〜?」

「そうだそうだ!!」


2人から、疑惑の眼差しを向けられる。


「うるさいやつらだなぁ...我を信用しないなど、万死に値するぞ?」


「でた...万死に値する。一度は、言ってみたいセリフ...」


「語呂で選んだんじゃないわっ!!」


「あー、はいはい。そうですね〜。ウルテンさんすごーい」


「ひとひねりに潰してやろうか」





「あー、待って待って、確か、ウルテンは今毛替わり期だったよね?春くらいになると、毛が生え変わるやつ。」


「ギクッ」


「行きたくないとか、いう気持ちの方が強いんじゃねぇの?」


えぇ、毛替わりするんだ。ウルテン...


あぁ...そうだ。ウルテン、始めてザワった時尖ってる?ような毛が沢山あって、痛かったんだ。毛替わりしないと、あのゴワゴワしたのが取れないのかぁ


なるほど!!つまり、帰ってきた時はこいつの毛は、モッフモフだね!!


ん?てか、それと、なにが関係あるんだ?


「お前、毛替わりで動くと、一々体かゆくなるから、行きたくなーい!!って言いたいんだろ?」


「わ、我がそんな軟弱なこと言うわけがっ!!言うわけがっ!!」


「えぇ?ウルテンさん?マジっすかwもしかして、かゆみで動けないっすかw」


「ぐ、ぐぬぬぬ」


フハッハッハッハッ、あの爆発しそうな圧を発していたやつが、萎縮してやがるぜぇ....だっさぁあw


「くそが....抜かせ!!我は、行けるぞ!!」


「おいおい...そんなこと言っちゃって大丈夫かよ」


「んー、ウルテンさんの体ちょっと、触ってみてもいいっすか?」


「かゆみで、動けなくなってるっぽいわけだし、僕たちが毛をワッサワッにしたら...ダメだよっ!!そんなこと、酷いことなんて、しない方がいいよ。」


とか、いいながら手をワキワキさせているブルー...


ふふ、ノリが分かってるじゃないの...やるわねっ!!


「おい...ホントに無理だからな?ホントに、その手のワキワキはなんだっ!!」


『安心してすぐに楽になるよ(からね)』






アーーーーッ






「報告が、あります!!ブルー大佐っ!!」


「うむ、良かろうっ、発言を許す!!」


「さっき、ウルテン少佐が、お亡くなりになりました...」


「うううっ、あいつは、いいやつだったよ...」



ちっちゃいもの同盟が、ここに誕生した。







「あー...ホントに、なんてことをしてくれるんだ...お主ら。そもそも、死んどらんわっ!!しんどかったけどもな!!ふはははは」


「頭おかしくなったのかな...この子」


「触らないで、おいてあげようよ。コイツも、それなりに頑張って生きてるんだ。」


「う、うん...そうだね。」


ウルテン死亡...







「でさぁ、結局どうするのさ、私的には悪を成敗できるような感じがいいなぁ...なんて思ってるんだけど」


「悪を、成敗ぃ?」


「そうそう。あー、ブルーは着いてくるよね?!?!」


「えぇ....だるっ(((着いてくるよねっ!!」


「はい...」


ブルーって以外とチョロいのかな。魔法とか使うわりに、押しに弱いところあるよね。





ブルーが前に使ってた魔法...回復の魔法だったけど。他に使える魔法ってあるのかな。


「ブルーってさ、回復してくれたじゃん?この前」


「ん?うん、それがどうかしたのか?」


「いや、さぁ、他にも魔法が使えるのかなぁ...って」


「そうだなぁ....この世界の神様と繋がる力っていったら、わかるかな。一日に一回繋がることができるんだ。あとは、僕は運がいい!!w」


「いや、運がいいって...それ魔法じゃないでしょ」


「んー、僕にもわからないんだよね。これは、僕の意思によるものじゃないから、僕は青の精霊なんだけど、その精霊は無数に存在している。」


「うん。精霊さんだもんね。」


「そう。僕達は、この世界にいいことも悪いことも起こす。そのために生きていると言っても過言じゃないんだ。だから、特に力とかそういうのは...」


「あーーー、分かった。つまり役立たずってことだねっ!!」


「うんそう!!って違わいっ!!僕は、すごい精霊だからなっ!!」


「はいはい。すごいね。精霊さん(棒)」


「ひ、人をコケにしやがって...」




ブルーが、役立たずだってことが判明した...まぁ、神様と繋がれるって時点で凄いんだけどね。


歯の痛み治っちゃったし


そう考えると、私に使った魔法って...魔法のむだっ







.......






変なこと考えるのは、やめようっ!!


ブルーは、人手はあるほうがいいよねっ!!うんそうだっ、いざとなったら肉壁でも、身売りでもしてもらえば....


肉壁って、小さいし...ほぼ耐久力0じゃん。

身売りって、すぐどっか消えるから、逃走し放題じゃん.


はぁ、ろくでもないこと考えるのやめよ。一瞬でもブルーを使えおうとしたことが間違いだったんだ。


「ん?なにかな。なんなか言いたいことでもあるのかな?」


なんでもないです。はい。


ひとまず、ウルテンがダメで、スカイもダメってなったら、もう...あのドワーフ二人組しかいないじゃん


てか、まだ寝てるし...そうだよね。朝になってないんだもんね。


(助けてぇ!!助けてぇ!!たすけっ)


私の耳にはまだ声が聞こえてる。


どうするかなぁ...どうやって助けるかなぁ

とりあえず、朝になったら、ノリーとグーシャに声をかけてみるとするかぁ








「途中から、我、無視された...」

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