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出遅れた!

転送魔法で自分のクラスへと飛ばされたゆづりと優香。

そこで待っていたのはいかにも厳しそうな担任教師と数十名のクラスメイトだった。

「ゆづりちゃん!!凄いよ目開けて!」

優香さんの声が聞こえる…。怖いけどきになるから薄目でみてみよ…。

「ようこそ。」

薄目だからよく見えない…。そして今の声は…?

「夢咲ゆづり、目を開けろ!」

「は、はい!!」


ちょっと怖いけどまわりの状況把握しないとね…。

恐る恐る目をあけるとそこには女性教師が立っていた。そしてここは…教壇…?

「夢咲ゆづりと桜沢優香だな?」

「は、はい!」


「まずは"仮入学"おめでとう。私は君達の担任の和光だ。他の生徒もまっているから教壇から降りて席につけ。」


「は、はい!え?他の生徒…?」

ふとまわりに目をやると20人ほどの生徒が教壇の方を見ている。え、私達出遅れたの…?と、とりあえず空いている席に座ろ…。


「やっと全員揃ったな。あらためて新入生の諸君、"仮入学"おめでとう。私は君達が"本入学"したら担任になる予定の和光だ。よろしく頼む。」


仮入学についてまだ詳しく見てなかったや、パンフに載って…る!ええと、

仮入学…魔法使いの素質があり、ある程度の魔力をもっていて知識に長けていることを認められたってこと。そこから魔力コントロール力とかを総合的に判断されて基準に達したとき始めて本入学することができる。


………。

なるほど…つまりここで落ちたらまた私毎日勉強頑張らなきゃいけないって事…辛いなぁ…落ちたら嫌だなぁ…折角優香さんと仲良くできたのに…。

 

それにしても厳しそうな先生だなぁ…。

本入学試験ってかなり厳しいって聞いたことあるけどどんなことするんだろ…。


「では本入学試験について説明する。私が名前を呼ぶ。呼ばれた者は私のもとに来て、私が指定した能力の魔法を使ってみせろ。例えば風を起こせといわれたら風をおこしてみせろ。なお、いきなりやれといわれても詠唱おぼえてないだろうから、諸君の机全てに初級魔法の詠唱が全て書かれている本を置いておいた。本入学試験の際も見ながらすることは可能だから詠唱覚えてないという人も安心してほしい。私からは以上だ。諸君の中で質問のある者はいるか?ないならば始めていく。」


………。


「居ないな?でははじめる。」


緊張してきた……。

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