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平凡なメイドの私が王子様に求婚されました  作者: つきはな ゆめ
本編
4/23

4話 生活に慣れてきました

4話を投稿しました!新キャラが登場します!

初日は目まぐるしく色々とあって大変でしたが、

メイドの仕事をして一ヶ月程経つと、

ようやくこちらの生活に慣れてきました。


何よりも嬉しいのはやっぱり友達が出来た事ですね。

部屋にあるドレッサーの前で髪を整えていると、

同室に住んでいる友達が起きて来ました。


「おはようー! マリー!」


いつものように背後から抱き付いて来たので、

私もいつも通りに挨拶を返しました。


「うん、おはよう。リズ!」

「もー今日もなんでマリーはこんなに可愛いのー? よしよしよしよしー」

「あー! せっかく髪を整えたのに撫でないでー!!」


リズはちょっとだけイタズラっぽい性格で困ることもありますが、

明るい子なので一緒にいるととても楽しいです。話も合いますからね。


リズの所為で髪の毛がグチャグチャになりましたが、

責任を感じて髪の毛をとかしてくれてます。


「マリーのピンク色の髪は本当に綺麗よねー。 羨ましいー」

「そうかな? 私はリズの金髪の方が綺麗だと思うよ」

「えへへー、そう? ありがとー」


今はリズが起きたばかりなので腰あたりまで髪を下ろしていますが、

普段はツインテールが似合う可愛い女の子なんです。


まさにメイドに相応しい女の子、ザ・メイド!と感じがします。

・・・途中から何を言っているか分からなくなりました。


まぁ、いつものように2人で髪をとかして楽しい雑談をし、

私達はネグリジェから私服に着替えて食堂に向かいました。


ここの食堂では住み込みで働いている方は全員活用しているんです。

値段も銅貨一枚で食べれるので、とてもお気に入りの食堂なんです。


それにしても今日も混んでますねー。

まぁ、仕方がないか・・・朝食はリズとサンドイッチを注文し、

空いている席を探して座りました。


「「いただきまーす」」


リズとほとんど同時にサンドイッチを手に取ってぱくりと一口食べました。


「うん! やっぱり美味しいー」

「ここのサンドイッチは格別よねー。やっぱり腕の良いシェフがいるから凄いよー」

「それは確かに!」


朝食を食べ終わって食器を返してから部屋に戻り、

少し休んでからメイド服に着替えました。


「よーし、今日もお仕事頑張るよー」

「今日はよろしくね。マリー!」

「うん!」


そう、今日はリズと一緒にお庭の手入れをするんです!

当然私達だけではなく他のメイドさんもいますが、

リズと一緒なので嬉しいです。


さて、そろそろお仕事に行きましょうか。


○


仕事内容は敷地にある庭で花びらや枝が落ちていると、

竹箒でそれを掃く作業です。

リズや他のメイドさんとお話をしながら出来るので、

このお仕事は楽しいです。


今日は快晴ですが、心地よい風が吹いているので、

お掃除しても汗ばんだりはしないから助かります。


まあ、後でシャワーは浴びますけどね!


数時間程掃除をしたら庭が綺麗になったので、

頑張った甲斐がありました。


「二人共おつかれさまー」

「また一緒に仕事をする時はよろしくねー」


城に戻る時に同じメイドのルリアさんとミナさんに声を掛けられたので、

お辞儀をしました。


「はい! 今日はありがとうございました!」

「また、よろしくお願いしますー」


リズとは同年代だけど、ルリアさんとミナさんは三つ年上ですので後輩らしく接しています。


城にいるメイドが多いので顔と名前が一致するのに苦労しましたが、よく一緒に仕事をしている方は覚えれるようになりました。


その話をすると、リズも「あの時は大変だったー」と共感してくれました。


お城の廊下をリズと歩きながらふと思い出していると、

リズが初めに口を開きました。


「さてー、もうお昼時かーマリーはどうする? 一回部屋で休む?」

「んーそうね・・・」


少しだけ頭の中で考えてから言葉を返しました。


「一度部屋に戻ろうかしら。次の仕事までにちょっと昼寝したいかも」

「なら、私も昼寝しよー」


二人の意見が合って一度部屋に戻り、

ソファの上で仲良く昼寝をする事にしました。

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