夏なので海に行きましょう
夏らしいお話を書きました。あのキャラクターが登場?
静かに揺れている馬車の中で寝ていると、
リズにほっぺをつんつんされながら起こされました
「マリー! 着いたよー」
「んー・・・」
目を擦りながら眠たそうにしていると、ララとカリナにも起こされました。
「マリー。早く起きないとー・・・」
「こちょこちょしてやるぞー」
「ちょっ、ちょっともう起きて・・・やめてー!」
こちょこちょが苦手な私である。
目的地にたどり着いたので荷物を持って荷台から降り、
御者の方に一人ずつ銀貨を払いました。
荷台に乗っていたので身体が硬くなり、解す為に身体を伸ばしました。
「んーやっと着いたわね!」
「着いたねー」
「さて、それじゃあ思いっきり楽しもうじゃないの!」
「だねー。早く水着に着替えて海で遊ぼうー」
そう、私達は『ロディカル国』から少し離れている海岸線にきました。
何でここに着たのかは言うまでもありません。
最近暑いから海に行って涼しくなろうという目的で来ちゃいました。
皆で見晴らしのいい海を見ながら歩き、近くにある更衣室に向かいました。
入り口に立っている警備員の女性に軽く挨拶かわし、
空いているロッカールームを選んで荷物を置きました。
荷物に入っている水着を手に取ろうしたら、カリナが私服を大胆に脱ぎ始めました。
随分大胆だなーと思っていると、既に水着を着て来た模様です。
「じゃーん! 着て来たから着替える必要がない私! 頭良い!!」
「おーさすがカリナ!」
ララがいつものように褒めていたので、きっと毎回水着をきてるんでしょう。
確かに前もって着ていたら、着替える時間と恥ずかしさが減りますよね。賢い。
カリナが赤色のビキニを自信満々に見せ付けていると、
リズとララも着替え終わっていた模様です。
私が最後!? 急いで衣類を脱ぎ、
ピンク色のワンピースビキニに着替えて更衣室から出ました。
目の前に海があるので他の方みたいに今すぐ海で泳ぎたいのですが、
まずは軽く準備運動をしないといけません。
ストレッチ中は暇になるので、水着についてそれぞれがお話しをしました。
「リズが着ている黄色のフリルビキニ可愛いなー」
「そう? ありがとー。でも、私の水着よりもマリーの方が可愛いよ。背中開いてるのがセクシー」
「だよねー。私も思ったー!」
「もーララまで! 恥ずかしいから辞めてー」
私達よりもララとカリナの方がビキニなのでセクシーだと思います。
ララのは特に黒色のビキニなので、一番大人っぽいかもしれません。
そんな事を思っていると、カリナがリズのポニーテール姿を見て話を掛けました。
「いつも思うんだけど、遊びモードのリズって雰囲気変わるよねー」
「うんうん! 可愛い感じからクールお姉さんになる感じだよね!」
「あーいつもはツインテールだからね。遊びに出掛ける時はポニーテールにするけど」
「髪長いのっていいなー。私も伸ばそうかなー」
ショートヘアの髪をいじり始めるカリナに対し、ララは笑っていました。
「カリナが長髪? ぷぷっ、絶対に似合わない」
「なんですってー!?」
やっぱり二人は仲良しさんですね。喧嘩が始まりそうです。
さて、準備運動も終えたので皆で海に入りましょうか。
私達は子供のようにはしゃぎ始めました。
「んー! 冷たくて気持ちがいいー!」
「マリー、こっち向いて」
「ん?」
振り向くとリズに水を思いっきり
掛けられました、顔面にです。
「わっ!? やったなー、お返しよ!」
「おっやるわねー、こっちも本気でやるよ!」
初めはリズと二人で水の掛け合いをしてましたが、いつの間にか全員で参加してました。
リズのテンション上がって途中から勢いよく抱きつかれ、
そのまま海の中に倒れ込みました。うん、危険でした。
その後は泳いだり、海の岩場に行き蟹を探したり、
屋台で氷が入っている冷えたジュースを飲んで海を堪能しました。
帰り際になると日焼けをしてしまい、シャワーを浴びる時にヒリヒリしました。
ですが、とても充実する事が出来ました。
帰り際のさいに水着を脱いで私服に着替えていると、カリナが突然大声を出しました。
「あーーー!!!」
「カリナ。どうしたの?」
心配してるリズが声を掛けると、カリナが青ざめていました。
「下着・・・入れるの忘れていた」
うーん、やっぱり初めから水着を着るのではなく、下着の方がいいですね。
困っているカリナに対し、ララが大笑いをしてました。
「あんた、ズボン履いてるじゃん。下着が無くても大丈夫じゃない?」
「無理に決まってるじゃないばかー!!」
最終的には私とリズが近くにある衣類屋に行き、
新しい下着を買ってあげたら物凄く感謝されました。
帰り馬車では皆さんが遊び疲れたのか、全員寝ていました。
また、こうして皆で海に行きたいですね。




