余談2.文章を書く方におすすめの本(と、小説家を目指す方におすすめの本)
最終回です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
アクセス解析見たら想像以上に読んでもらっているみたいなので、何かお役に立てるようなこと書けないかな~と思い、おすすめの本を記しておきます。
小説を書く人だけでなく、学生や社会人の方にもおすすめ。
レポート、マニュアル、設計書等、文章を書く・添削する皆様に読んでほしい本です。
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① 本多勝一『中学生からの作文技術』朝日新聞出版
めちゃくちゃ仕事のできる人から教えてもらった本です。
新聞記者の著者が「わかりやすい(=多くの人が意味を取り違えずに理解できる)」文章を書くための原則を具体例込みで解説してくれます。
自分の文章を自分でコントロールできているか、私が言いたいことを表現するにはこの順序でこの単語で書かないといけないんです!と言い切れるか、を考えさせます。
普段何となく文章を書いている人はこの本を読んで衝撃を受けてほしい。
私はこの本を読んで、「なんとなく気持ち悪いけどどう直していいかわからない」と悩むことがほとんどなくなりました。
ある程度の執筆経験がある人は劇的に文章力が改善されるのでは。
途中から作者がややヒートアップし主義思想に入り込む感がありますが、ガチな人間はここまでガチで文章を突き詰めて考えているということも知れるのでいいと思います。
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② 福嶋隆史『「ビジネスマンの国語力」が身につく本』大和出版
新人教育に悩みまくる課長が厳選を重ねて買った本です。
論理的思考力は真似できる技術であるということを大前提に、どういった技術なのか、どんな訓練でのばすのかがわかりやすく平易に書かれています。
内容の一例として、語彙力、言葉選び、言い換え、比喩を作る訓練など。
他人に物事を説明するには、という内容なので、小説においても情報をどう読者に伝えるのかの助けになると思います。
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③ 浅田次郎『勇気凛凛ルリの色 福音について』講談社文庫
これだけ文章力関係ないのですが、私が定期的に読み返しているエッセイ集です。
作者の浅田次郎は高倉健主演『鉄道員』の原作者です。大衆文学を標榜し、笑いあり、涙ありのわかりやすくて面白い小説を書く人だけあって、エッセイも1話数ページに関わらずえらい面白さ。
ガチプロ作家の文章力、ユーモアセンス、小説に対する姿勢、情熱、努力、体力、すべてが自分と段違いであることを思い知らされます。
そしてそんな浅田次郎ですら10代で小説家を志してから40歳までデビューできなかったという厳しさに想いを馳せるとき、自分が小説とどう向き合うかを考える材料となります。
それはそれとして、書いたとおり笑えて泣けてめっちゃ面白いので、明日仕事に行く元気がわいてくる本です。
このエッセイ集は全4巻あり、私はここで挙げている『福音について』が一番面白いと思います。ちょうど『鉄道員』が直木賞を受賞した浅田次郎快挙の年のもので、そのあたりの裏話も書かれています。
実は私が一番好きなのはあとがきなんですけどね。
>てめえで書いておいて私見を述べるのも何だが、つとめて客観的に読了した結果、ものすげえ面白さであった。…(略)…しばし放心してこんな原稿いってえ誰が書いたんだとよくよく考えてみれば、何とてめえであった。…(略)…前々からそうじゃあねえかとうすうす考えていたのだが、やっぱり俺は天才だったのか、と思った。
こんなあとがき、書いてみたいなー!
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と、いうわけで、浅田次郎にはまったく及ばないエッセイでしたが、ここまでお付き合いくださりたいへんありがとうございました。
「日記」を書いたことはありますが「エッセイ」ははじめてで、意外と難しいということがわかりました。
また書けたらいいなと思いつつ、次は小説でお会いいたしましょう~。
ありがとうございました!




