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3/8

2.執筆①書いたエピソード

<前回までのあらすじ>

突然降ってわいたタイトルによりストーリーの方向性が決まりました。

 『ループを止めるな!』はざっくりいうとこんなストーリーです。

1.何度ループしてもヒロインいじめ→婚約破棄→邪竜召喚の破滅コンボを選びつづけ、世界滅亡の一歩手前までこぎつけた真正悪役令嬢が、

2.自分をループさせている天使が実は極上のイケメンであることを知り、

3.天使と一緒にいるために全力で善行を積んだ結果、世界を救っていた。


 うーんこうして書くと身もふたもない!


・人外の力でループする

・本心とは裏腹に周囲からは感謝される

・最期のときに何か呟く

 というおおまかな流れとオチは、ボツにした話と同じです。

 変えたのは登場人物たちの性格。狡猾な悪魔を振りまわされる天使に、真面目すぎる性格の主人公を根っからの性悪に。


 新しい話は、主人公であるセレスティアから見ると「イケメンと一緒にいようとして頑張った(ら、いつの間にか世界を救ってた)」というだけ。

 このほうが楽しくていいじゃん!と自分でも納得できました。


 さて、1万字以下の短編だとプロット作るより書いたほうが早いので、ガリガリ書きます。

 書きながら脳内でエピソード出しをします。


 今回の話で重要なのは

・セレスティアは天使が絶望するほど性格が悪い

・セレスティアはその気になれば世界を救う能力がある

 の2点です。

 そこが納得してもらえないと、展開が急すぎるという印象になると思います。たぶん。

 なのでそこに説得力が出るようなエピソードを入れました。


 性格の悪さは最初から前面に出ていますが、以下は意識的に書いたものです。

・序盤の邪竜召喚シーン(ほのぼの大好きな私にとっては残酷なシーンをがんばって書いたのです、これでも)。

・男爵令嬢いじめの具体的な内容(同上)。

・二度目からは幽閉後即自殺。二度目の時点では彼女は何度もループするとは思っておらず、単純に恨みを晴らせてすっきり!←この自己中心さはわりとヤバいのではと私は思います。

・「そしてセレスティアは、目の前でいたいけな子どもの姿をした天使が泣いていても何も感じないタイプの人間であった。」という一文。


 「その気になれば世界を救う能力がある」のほうは入れるのが難しかったので以下になりました。

・何度ループしても男爵令嬢を苛めまくる描写から、根性あるのが伝わればいいな

・こつこつ邪竜召喚をグレードアップさせる描写から、努力家な性格が伝わればいいな

・最後のループで男爵令嬢に教育を施していることから、高位貴族の素養自体はあった、と伝わればいいな


 あと裏設定として「善行を積むためのお金には困らなかった」というのがあるのですがこれは後述します。

 世界を救うためには先立つものが必要ですもんね…。


 以上は、実際に小説に書いたエピソードです。

 書きながら思いついたけど、うーんどうしよっかなと悩んだ末に書かなかったエピソードもあります。

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