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雪国   川端康成

 みなさんいよいよ大晦日ですね。

 一年で百冊とタイトルに謳っておきながら、その実これが記念すべき半分の五十冊目にあたります。長いようで短い道のりでした。だったらもっと読めよというツッコミは置いときましょう。できなかったものはできなかったんです。


 改めて振り返ってみると、意外と少ないものだなあと感じます。

 世間には数え切れない小説があり、名作と呼ばれるものだけでも膨大な量に及びます。そのすべてを読破することはかないませんが、せめてその片鱗だけでも楽しみたいなと思っている身としては、もっとたくさん消化したいとも思ってしまいます。

 

 世間には様々な読書スタイルがあります。

 速読、一冊を繰り返す、乱読、その他もろもろ。

 どれをとっても読書には違いありません。そのすべてを私は認めますし、とにかく楽しめれば一番だと、そう信じています。



 同時に、小説を書くという行為がどれほど辛く、また楽しいものかを認識させられました。

 読むと書くとは正反対の言葉ではありますが「私もこんな小説が書きたい!」と思える作品ほど、素晴らしいものはありません。最高の物語は、我々の生活をはるかに美しく、愉快なものにしてくれます。

 あんまり感情移入し過ぎて読後に寂しくなってしまうのがちょっと難点ではありますが。

 そういうのも含めて、読書の魅力ではないでしょうか。




 さて、前置きが長くなりました。

 今回は日本を代表する名作『雪国』の感想です。



 もはや宣伝は必要ありませんね。

 日本人であるなら一度は読んでおきましょう。それだけです。まだ読んでないって人も「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。夜の底が白くなった』くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

 印象的な文章ですよね。

 私は「夜の底が白くなった」のほうが好きではありますが。


 とにかく文章が綺麗です。

 そしてヒロインが健気です。

 以上です。




ーーーーここからネタバレ有りーーーー







 葉子ってなんだったんでしょう。

 悲しいくらい美しい声をした、魅力的な女の子。

 島村はその女をずっと気にかけながら、駒子と過ごす。

 駒子いいですよね。酔っ払って入ってくるところとか可愛いです。


 ほんと川端康成の小説の感想として女の子かわいいとか下劣なことしか書けない私もたいがいなんですが、とにかく健気な女の子描かせたら日本一だと思います。

 帰ってといったり、帰らないでといったり。

 いいですね。

 それに対して葉子はなんなんだよ。

 声が美しいだけじゃないか。

 ダメですね、こんなこといってちゃ。

 しかし駒子には幸せになって欲しかった。駒子LOVEです。



 こんな感想しか綴れなくて申し訳ありません。

 それではみなさん、良いお年を!

 しんどうみずきでした。

いままでお付き合いいただき本当にありがとうございました。

これにてエッセイは終了ですが、気が向いたらまたやるかもしれません。感想を書くっていうのは楽しいものですね。

執筆の方も精進していきたいと思います。

いつかもっと多くの皆様の目にふれてもらえる作品を書けるようにと願って。


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