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羽虫令嬢「し、失礼ですわ!なんなんですの!あなた達!」
「まったくですわ!なぜこんな無礼な者達が城に滞在するのか意味がわかりませんわ!」
フ「それは、私達が優秀だからですわ。頭が悪くて理解もできないんですのね。」
「な!なんですって!もう我慢できませんわ!お父様に報告させていただきますわ!」
フ「どうぞどうぞ。王様が帰っていいよって言ってくれたらとっととお暇するのでいくらでも上訴してくださいましね。」
「お、王様…おおおおお王様ですって…?」
フ「そうよ。王様の病気を治した令嬢は私よ。さぁ、無礼者はどちらかしら?」
わざと見下すような目線を送るフリージアだった
ポ「もう、フリージア。ケンカ売らないの、仲良くしましょう。」
フ「無理よ。あちらがこちらを虫けら扱いですもの分かり合えないわ」
「わ、わたくしたちは…そ、そんなつもりは…」
フ「無いって言うの?今までのその態度で?ポピーのこと散々虐めて置いて?ケンティフォリアに知らせておくからこの庭園でのお茶会には二度と
呼ばれるとは思わないことね」
「そ、そんな…」
途端に青くなる令嬢たちだった
フ「喧嘩を売る相手は、身分以外の重要な背景を見てから選ぶものですわよ。よーく覚えてらっしゃいな。大事な事ヨ~
なんだか、みなさん気分が優れないようですわね。これでお開きに致しましょ。さ、ポピー帰るよ。
お邪魔しました~」
手をひらひらと振って帰るフリージア。
失礼いたします。と最後まで礼儀正しく馬車へと戻った
その後、城へ戻ると説明するのが面倒なフリージアによってお茶会の映像の放映会を開き
ケンティフォリアとブルー殿下がその映像を見て
ケンティフォリアは握りこぶしを手から血が出るのではないかと思う程握り
ポピーに上から優しく手を包み込まれ、甘い時に早変わり
ブルー殿下はくっくっくっとお腹を抱えて笑いを堪えながら、涙をぬぐいつつフリージアを楽しそうに見ていた
フ「楽しいですか?」
ブ「ああ、とっても。こんなに笑ったのは久しぶりだよ。あーおかしい。令嬢たちはこのようなお茶会をしているのだな。」
フ「無駄な時間ですよね。誰かを見下さないと自分を見出せないとか…他にやることないのかな…」
ブ「はっはっはっ!まったくだ。でも、普段はもっと情報交換に時間を使っているはずだよ。」
フ「でしょうね、ポピーと私を呼んだからこの会なんですよ。二度と呼ばなきゃいいのに。勝手に好きにお茶くらい飲んでてほしいわ」
ブ「君は、婦人方とお茶会を開いたりはしなさそうだね。」
フ「その役割を担わせたいなら、別な方を選んだ方がいいですよ。私がやりたいことは、食品の味を向上させたり、魔法を研究することです。
お茶会とかパーティには興味が無いんですよ。あ、そろそろ実家に嫁に来いって言われたって伝えてもいいですか?
すごく厄介な人達が突撃してきますけど。」
ブ「も、もう少し待ってもらっていいかな?父上の病状が全快してからの方が有難い」
フ「でしょうね。もう少し、内緒にしておきますね。スナップ~そういうことだから、まだ駄目よ」
ス「ぶ~。わかったよ~。美味しい料理で黙っておく」
フ「ハンバーグでも作ろうか?」
ス「わーい!俺ハンバーガーがいいな!」
フ「わかったわ」
イングリット殿下だけは、自分の交際する予定の令嬢が映って居なくてホッとしているのだった。
上映会が終わったら、フリージアは王様の所へ顔を出し
ハンバーガーを作るが食べるか確認、沢山のハンバーガーを作ったのだった。
ジャンクフードだが、フリージアの手作りハンバーグだから許してもらおうと思うフリージアだった
城のシェフたちの目から鱗がポロポロと落ちるのだった。
ノーマルに、テリヤキ、ハニーマスタードチキン、フィッシュバーガー、チーズも外せない
なにせ人数が沢山いるから作り放題だった。
色々作って、フリージア達は4つくらいに切った物を何種類か食べたのだった。
ハンバーガーはそんなに数食べられないからね。
フライドポテトももちろん作ったのだった。
楽しい、ハンバーガーパーティになったのは言うまでもない。
王様も、大変喜び
食べたりないとフリージアに不満を訴えるのだった。
王様のはもちろん、豆腐を練りこんだあっさりテリヤキハンバーガーである。
チーズは無し
早く全快してもらいたいものだと思うフリージアだった
フ「すごく元気よね。全快したんじゃないかな…」
王「何を言うか。こんなに弱っているのに…」
フ「元気ですよね?」
王「いやいや、まだまだじゃ」
フ「休みたいだけですよね?」
王「いやいや…」
くるりと背を向け眠ろうとする王様
冗談を言い合えるほど、王様とも仲良くなったフリージアだった




