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ギルマスに連れられてギルドまで来たフリージア
「さっと済ませてよね」
というフリージアに受付さんたちがギロリと睨む
全く気にしないフリージア
「お前たちやめないか!」ギルマスが慌てる
「だって、こんな」
「無理に来てもらってるんだ!」
「「えっ…」」唖然とする職員達
ま、そういう反応になるよね。
私がそっちの立場でもそうだもの。
「ねぇ、話は私が帰ってからにして早く手続き終わらせてくれない?」
とフリージア
たとえ思っていても仕事なら耐えろと思っている
巻き込まれたくないだけでもあるが
「これ、3階級に手続きをあ、この特例入れてくれ」
アーティファクトの担当者に手紙とフリージアのギルドカードと呼ばれるタグを渡す。
「お待たせしました。」と持ってくるとギルマスが確認
「おい!ふざけてるのか!」とおでこに青筋が…
「す、すみません。すぐに…!」慌てた担当者が持ってもう一度中に入っていった
「すまん、もう少し待ってくれ」と言ってギルマスがアーティファクト担当の入っていった部屋へ入っていった
ぽつんとまつフリージアに受付が声をかけて来る
面倒だなと思うフリージア、遮音でもかけるかなどと考えていると
「ギルマスがちょっと目をかけてるからっていい気にならないで!ただの子どものくせに」
「ただの子どもって3階級の冒険者になるの?」とフリージア
「なれるわけないじゃない!どんな不正をしたのよ!」と受付さん
「学園の討伐訓練終わったらずっと、昇給試験の連絡が来てそれから学園長に呼び出しくらったから試験受けたんだけど?実技の」
「学園長ってホワイティア学園の…学園長?」
「そうだけど」
「そ、そうなんだ…へぇ…そう…」なんだか心なしか元気がなくなり最後は言葉が棒読みだった何かあったんだろうかと思ったが
関わると面倒だなと思って黙ってくれたのでそのままにした。
「わりぃ待たせたな。」とギルマスが出てきた。一緒の担当者さんには大きなたんこぶができていたがあえて聞かない
「いえいえ。」と大人なフリージア
「はい、しっかり約束の契約も書いてあるから。」
「はい、じゃ。お疲れした~」とギルマスの口調を真似ながら帰っていったフリージアだった
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「ギルマス…」と職員達がギルマスの近くに来た
「なんだお前たち」と不思議そうなギルマス
「さっきの少女はなぜ3階級の冒険者なんですか?」
「ありゃ、天才だ。天才でも足りんかもしれないな。学園長と模擬戦して
内臓損傷させて、ヒールで治す。楽しそうだったぞ、あの爺さん。」
「学園長ってホワイティア学園の学園長様ですよね…」
「ああ、あれは計り知れない力を持ってる。 絶対敵に回すなよ。」
「「どうしよう」」2名くらい顔が青くなっていた
「さっきのくらいじゃ怒らないさ。あの嬢ちゃんは。」
「本当ですか?」と職員さん
「ああ、自分の姿わかってるからな。ただ、調子に乗ると
平然と国を出るタイプだ。ありゃ。」
「え! こ、国外にってことですよね!」
「ああ、国外にだ。嬢ちゃんはプリシラ商会の娘だからな」
うわぁ…とかえぇ…とかそんな反応が帰って来た。
その後、ギルマスから詳しく説明され王都のギルドはフリージアを手厚くもてなすようになった。
しかし、あまりサービスが良すぎるとフリージアは嫌そうな顔をするのだった
過剰なサービスは気が重いのだった
ちょっと短め




