50
あの後、ギルマスは3日後に来た。
フリージアが珍しく教室で授業を受けていると呼び出しをくらったのだ
学園長に…。
まさか、とは思ったが断ることもできないので行ってみると
「いました!ギルマスです!」とどこのリポーターですか?って感じになったよ
「よお、嬢ちゃん。待たせたな。」
「いや、待ってないよ。別に3階級狙ってないし」
「そう言うなよ。指名依頼は双方の同意なくして成立させないって特別ルール取り決めてきたぞ。
昇給試験受けてくれ」
「どこで受けれるの?」
「学園で受けれますよ。」と学園長
「筆記ですか?」とフリージア
「いいえ、戦闘形式ですよ」と学園長心なしかウキウキしている気がする
「誰と戦闘するんですか?」
「わたしです♪」学園長がウキウキで答える
「なんでですか?」
「ギルマスではないかってことですね♪疲れていて本気が出せないからですよ」
「そうですか、どの程度の戦闘をすればいいのですか?」
「そうですね。私と対等に戦えれば合格ですよ。」
「怪我とかしませんか?」
「私の心配をしてくれていますね。大丈夫です。あなたなら回復できるでしょう?」
「どうして楽しそうなんですか?」
「私くらいになると本気で戦ってくれる人なかなかいないんですよ。」
「本気でいいってことですね。」
「ええ。本気でどうぞ」
その後演習場に行った。
「構えて!」ギルマスが声を上げる
フリージアは片手剣を構える
学園長はレイピアだ。
すぐに始まった
フリージアがすぐさま動く、猛スピードで学園長の右側に回り込み片手剣で左下から斜め上に切り上げる
学(早い!しかし、これならまだ私でも対応可能!)
学園長がするりとレイピアでフリージアをあしらう
あしらった次いでにサラリと切りかかる
上から降ってくるレイピアを片手剣で受け流しながら、最後の受け流しで強めに弾きその反動で
右上からの袈裟切りで切りかかる
学(ふふふっ楽しいですね。まだまだいけるでしょう。)
学園長はわざと短剣とレイピアをぶつけて互いに弾き飛ばし魔法攻撃へと戦闘方法を強制的に変えた
学「ファイアボール」
ヒュンヒュンと火の玉が飛んでくる
フリージアは無詠唱で氷玉を当てて相殺
学「これならどうですか?ウィンドエッジ」
風の刃が飛んでくる
フリージアはまた無詠唱で透明な氷の壁を出して受け止める
バリ!バリ!と氷の壁にヒビが入る
崩れると同時にフリージアは人差し指を上に向けこの指とまれの恰好から
指先から何かを飛ばした
稲妻のように移動するその玉は猛スピードで学園長の腹部を捉える
ドンっと当たり
「グフッ」と血を吐く学園長
「そこまで!」とギルマスが言うと
すぐにフリージアが駆け寄り、ヒールをかける
(たぶん、内臓に損傷ありだよね。効いてくれ~ヒール!)
学園長から黄緑の光が溢れだし、光が消える
「ふぅ、ありがとうございました。楽しかったですよ。」と穏やかにほほ笑む学園長
「最後のも避けてくださいよ」
「あれはなんですか?」
「風を圧縮した玉ですかね?」
「疑問形なんだな…とりあえず合格だ。」とギルマスが伝える。
そしてこのままギルドへ来いということだった。
ギルドカードが変更されるのにギルドへ来てくれないと手続きができないとのことで
面倒そうなフリージアをギルマスが引っ張っていった。
「末恐ろしいですね。楽しかったけど♪」
学園長だけがるんるんだったという…。




