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パニカムとクロムウェルが部屋で2人っきり
無言でピアスを外すパニカム
「痛っ」
「パニカム様」
しっと人差し指で無言を指示する
そして、ピアスを外すようにしじ
「痛え」
「これ翻訳機なのだろう、外せばこちらの言葉わかるまい」
「フリージアお嬢様はこちらに来るでしょうか?」
「ああ、あの子は必ず来るさ。私達を救出するために」
「でしょうね。でも、戻れるのでしょうか?」
「あの子が無策で飛んでくると?」
「無敵な感じで連れ帰ってくれそうですね。」
「信じて待つしかない。私達は何も持っていないのだ。さ、ピアスを戻すぞ」
二人はピアスを戻して静かに時が過ぎるのを待つのだった
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「フリージア様、この魔法陣どうしましょう。どうやって調べます?」
「まずは、この刻まれている文字…どこの文字か調べてください。案外なにも見つからないかもしれないけどね
古い本がある所がいいかな」
「かしこまりました。」
夕刻が近づくと
土埃をあげながら馬車が到着
「フリージアお嬢様!」
「マリーお疲れ様。頑張りましたね。」
フリージアに抱きつくマリー。
抱きとめるフリージア
「ごめん、マリー。ランジアから説明聞いて。ちょっと疲れちゃった。」
そこからが忙しかった。
眠りたかったけど説明が必要だった。
「皆少しずつでいいんだけど、模様替えをして欲しいの。誰も行かない部屋1つだけ準備して
内装はシンプルに見取り図も用意して。」
「お嬢様どういうことで…」
「模様替えは2度目の召喚を防ぐためよ。魔法陣の鑑定をしたらね、位置情報が一番大切に指定されているっぽかったの。人の指定は無かったというかまだできていないのか…その辺は不明だけど。
意味ないかもしれないけど、できれば毎日気が付いたら少し家具をずらして欲しいの
大掛かりにしなくていいわ。小さなチェスト1つ少しずらすだけで多分効果がある。」
「かしこまりました。」
「お嬢様、調理場は?」
「同じもの使わないはず。毎日料理してくれているでしょう。
1mmもずれずに物を置くことはできないはずだからそこは心配ないと思うの。
今は、ランジアとアリッサの調査を待ちたいわね。
一部屋の準備だけお願い。少し眠るわ。」
そういうとソファに座ったまま目を閉じてしまったフリージアだった。
「では、やりますか。マリーは間取り図持ってこい」
といってグロッサムがフリージアのソファを少しずらすのだった。
「これでお嬢まで攫われたら終わりだからな。」
マリーが戻るまでグロッサムがその場を見守った。
しばらくして、マリーが戻る
「お嬢様を頼むな。半刻に1度少し場所を移動した方がいいと思う。頼むぞ。
俺は各部屋の模様替えを手伝ってくる」
「ええ。任せて。」
マリーはパニカム達が消えたことを手紙でしか知らなかったので
実は戻ったらパニカム達が帰って来るのかとどこかで期待していた。
この状況を見ると絶望的だった…でもお嬢様は諦めていない
「私も諦めるわけにはいかないですね。」
夜も更け、シェフたちが料理を運び込み今日は応接室で食事だ
「お嬢様、お食事でございます。食べられますか?」
「ん…食べる…食べないと持たない
…いただきます…」
半分寝てる?って状態で食事をするフリージア
シェフの2人も心配そうだった。
食べて落ち着いたら
「ごちそうさまでした。
さ、間取り図を頂戴。それからその部屋を確認するわ。」
空き部屋を確認して位置、状況を頭に叩き込む
もう、真夜中なのだろう
ただ、屋敷の人間は誰も弱音をはくことなく動き続けた。
「お嬢様、起きておいででしたか…お待たせいたしました。」
ランジアとアリッサが戻って来た
「ギルドには副会頭のボリジがしばらく代理を務めることを申請。許可がおりました。」
とアリッサ
「こちらの文字についてですが、魔法省の知り合いに聞きに行きましたがどの古代文字でもないそうです。」
とランジア
「やっぱり、異世界と考えるのがよさそうね。」
「お嬢様、どうするおつもりですか?」
「ん?明日はちょっと教会に行って、準備ができたら…ふふっ」
「ふふっって危ない事しないでくださいね。」
「するわ。お父様とクロムウェルとクロムウェルを取り戻すんだから
じゃ、おやすみ~
皆も寝てね。多分次はそうそうすぐに召喚されない…今日は少なからず安心して眠るべきよ。
倒れたら終わりだもの。」
湯浴みすらせず、倒れるように眠るフリージアだった。
ランジア達も唖然としたのち、残りは明日にと眠るのだった。
それぞれ、ベッドなどを少しずらしてから
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パニカム達は一応食事が出た。
そして、一度召喚の間に行くことができた。
すぐ部屋に戻されたが。
そのまま部屋に缶詰め状態だった。
仕方ないので暇つぶしに筋トレをする2人だった。
逃げるとき動けないのは困ると考えたためでもある。




