表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/77

38

執務室を出て


ソファーのあるリビング的に使用する応接室へ移動


お茶を飲みながら、ランジア達に説明をする。

使用人を全員集めて話をする


「まず、今朝手紙が届いたわ。」


「お嬢様、時間がおかしいです。」

とランジア


「飛んできたから」

とフリージは当たり前のように言う


「は?」

グロッサムが意味不明って顔でとぼける


「飛べるようになったの。飛んだ方が速いから。マリーは馬車で普通に帰ってきてる。

他に質問は?」


「たまたま屋敷に帰ってきたわけでは…」


「違うわね。さっきの召喚の魔法陣は書き写せた

詳しい人を探して

できることをやるわ。商会は副会頭のボリジさんにしばらく任せましょう。

娘の私が命じます。代理をしばらく引き受けてと

正式な書面必要?」


「そうですね。必要でしょう、後でギルドで手続きしてまいります。そして、その…ギルドには知らせた方がいいと思うのですが」


「うーん。魔法陣がどこの物かだけでも分かれば知らせても問題ないと思うのよね。

まだ、全く分からないからしばらくは内緒がいいな。

体調不良ってことにしましょう。で、動けないから代理これで行きます」


「お嬢様、体調は大丈夫ですか?魔力の消費が激しかったとみえましたが」


「ええ、すこし頭が痛いわ。魔力残量10%ってところかしら久しぶりに

沢山魔力を使ったわ。」


「飛ぶのは魔力消費が激しいんですか?」

とグロッサムが質問する。


「もともと、省エネ気味ではないわね。あと、最速だったから。

もう少し距離が長かったら間に合わなかったわね。ビリジアン領じゃなくて良かったって思ったわ。」

お茶を飲みつつフリージアが答える







___________


某世界の地下にある召喚ようの広間にて

「なぜだ!なんでオッサンが2人なんだ!魔力が高い娘ってことであっただろう!」


「申し訳ございません。場所はあっていたのですが

もともと、指定場所から召喚すること自体が非常に難しいのです。

お、お待ちください長官殿、召喚士を殺せば次回の成功が見込めません。

ようやく召喚に成功したのです。

時間を時間をください!」


「続けては無理なのだな」

半ばあきらめ気味に文句を言う偉そうな法衣を来たでっぷりと太った中年が眉をしかめる


「召喚した者達はどういたしますか?」


「殺してはならぬのであろう…そちらで事情を聞いてどうにかせよ。」


「は、かしこまりました。こちらで対応いたします。」


召喚士に指示を出していた中管理職的な人が汗を拭う


「召喚士は休暇に入れ。ヒーラーは彼らにヒールをかけて例のピアスをしろ。手足を拘束するのを忘れるな。

筋肉の付き方からして手練れであろう」


「「「は!」」」

部下が動き出す。

召喚士はヒーラーと呼ばれた者の1人に肩を借りて広間を出る


「ん…ここは…」


「だ、旦那様…」


2人が目を覚ました。


「目を覚ましましたか?」

中管理職の人が声をかける


「拘束してから、声をかけるとは」

パニカムが不快そうに言う


「なぜ、私達はここにいるのですか?」

クロムウェルが相手を刺激しないように声をかける


「あなた達は召喚されてここに居ます。」


「なぜ俺たちを召喚した?失敗したか?」

パニカムが挑発する。


「ええ、失敗ですね。」


「何点か質問したいのですが」


「ええ、答えられる範囲でですが」


「まず、ここは何という国ですか?あと、私達はこの後どうなりますか?

あと、これは答えられたらでいいですけど本当は誰を召喚したかったのですか?」


「ここはアズール大陸にある、ラウル帝国の召喚の間です。

本当に召喚したかった人ですがね…フリージア…この名前に聞き覚えは?」


思わず目を見開くパニカム


「ご存知のようですね…ふむ」


「パニカム様、大陸の名前国の名前共に…」


「聞いたことがないな…」


「ここはあなた達の居た世界ではないです。並行する異世界とでも言いましょうかね」


「随分進んでるんだな…」


「ええ、あなた達の居た世界に比べれば、魔法も召喚術も桁違いでしょう。」


「進まなければ生きられないからか?」

パニカムの言葉に眉間を揉む中管理職


「召喚というのは別世界から人を呼ぶことですか?空想物語の中だけかと思っていました」

クロムウェルが自分のイメージと現実を一致させるように一つ一つ確認をする。


「正確には、他の世界から生き物を呼べれば召喚です」


「人である必要はないということですね。」


「ええ、今回は人に限定でしたが」

「なぜフリージアを知っているのだ?」


「予言が出ました。」


「予言?」

「随分、不確かな物を信じるのだな…文明が発達しているのでなかったのか?」


「偏に予言と言いましても、こちらの予言はそんなに不確かな物ではないのですが

まぁ、文明の違いでしょうかね」


「言葉は何故同じなんだ?」


「あなた達にはこちらの魔法具である翻訳機をつけさせていただきましたので

別にこちらの言葉を話しているわけではないのですよ。

発した言葉を互いに理解しているだけですよ。」


「あ!もう一つ、帰る方法は?」


「「ない」だろうな」

パニカムも一緒に答えた


「なぜかって顔だなクロムウェル。召喚は必要だから研究される。還す方法は」

「必要ないから研究されない…」

「だろうな…」


「ええ、その通りです。申し訳ありません。」


「私達はこれからどうなるのですか?」

クロムウェルが質問する


「そうですね。しばらくはこちらで預かります。」


「ああ、1日に何度かここに来られるか?」

と今度はパニカムが聞く


「ここに…わかりました。手配しましょう。」


その後客室らしき場所にパニカムとクロムウェルが入れられた

特に拘束はされなかった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ