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フワリと落ちてきたワイバーンに

空飛ぶフリージア


「みんな!気を抜いたら!ダメ!」

叫びながら滑空するフリージア


手にはミスリルの短剣を手にポピーを追う低空飛行のワイバーンを前方から回り込み

袈裟斬りで正面から首を落とした

ワイバーンがポピーを追いフリージアを気にしなかったことが勝機だった


もう1体のワイバーンは同時刻ケンティフォリア殿下が焼き殺したようだった。

真っ黒く消し炭になっていた


「フリージア嬢、流石ですね。」

爽やかな笑顔のケンティフォリア殿下


「いえいえ、殿下の業火の威力には負けますわ。」


「飛び方今度教えてね」


「風の適正がある殿下ならできるようになるかと…ただ、怒られるので教えられません。」


「ええ~」


「さ、私が殺したワイバーンを持って帰りましょう。」


「持って帰るのか!?」


冒険者が驚く


「当たり前です。これは私達の戦利品です。きちんとギルドに出して、適正価格で引き取ってもらいましょう。肉は少し引き取りますけど、皆さんもどうですか?」


「俺たちもいいのか?」


「もちろん、引率のみなさまが居なければ生徒全員を無事に帰還させることはできませんでした。

ここにいる全員の手柄です。

ものはついでです。ワイバーンの血液で他の魔獣か来てしまう前に処理しましょう。」


「「「「おう」」」」


「フリージア嬢は凄いね」

とケンティフォリア

「ああして、追加料金なしに冒険者を味方につけた。」

ルリトが現状を

「貴族むきなんだけど、僕お相手に立候補しようかな」

とルイが一言

「やめとけ怪我するぞ」

とベラードが

「俺も気に入った」

「俺も」

とカルセとオラリアも


「フリージア嬢は守られているからね。愛するお父様に

とーっても過保護な方ですよ。」

とポピーが補足する


(僕はポピーがいいのだけど…)

とケンティフォリアがこっそり思ったのを誰も知らない


冒険者とフリージアが周辺警戒しながらワイバーンを処理して

冒険者のマジックバッグに入れて貰い後ほど学園を通して配分を貰うことにする。

フリージアは肉を1体の半分と皮を少しを主張

お金は要らないと、貴族の子息はそれぞれ欲しい部分を1部

ポピーは分け前を等分割した物を約束した。


迎えに来た先生と一緒に学園に戻る。

討伐実践訓練に参加した他の生徒は、説教タイムに突入中でした。


フリージア達はそのまま討伐授業の担当教員の部屋へ案内され

お茶を飲みつつ報告会となった。


ところが

「フリージア、飛べたの?」

とポピーが聞いた


「ええとね。」


「あれは凄かった」

素直な感想を述べる殿下


「ちょっと研究中に仮説が思い浮かんで

ほら、王都は街全体が守られてるから、騒ぎになると思ってずっと未開の地に来るのを待っていたというか…ね。ほら」


「ほらなんだ?」

ルリトが突っ込む


「強い風属性と身体強化と温度を守るバリアを張れればできます…。」


「なるほど、原理が分かったと」

ルイが頷く


「すげーな」「すげー」

双子は素直な感想を言う


「と、飛んだのですか…?」

メガネがずり落ちそうな先生だった


「俺も飛べるかも…」

ベラードは期待に胸膨らませた


「珍しいな冷静なベラードまで期待するとは」

ルイが言う


「温度を守るシールドとは?」

ルリトが聞く


「高速で空を飛ぶと皮膚が冷えて凍傷や火傷を負います。

表面にシールドを張れれば呼吸、皮膚への保護ができるのです。

張り続けなければいけません。途中途切れれば、ここが凍り付きます」

と胸を指す


「訓練としては日常、呼吸をしている時ずっとこのシールドを張ることと身体強化をし続けること

これは、万が一何かにぶつかれば飛んでいる勢いで体重の何十倍もの負荷がかかること

肉体に一部が吹っ飛んだりしないようにするためです。人の身体は容易く千切れますから。」


「え…体って千切れるの…」

ポピーが顔面蒼白になる。


「もし、身体強化をせずに高い建物から飛び降りたとします。

地面に落ちる力、重力というのですがこれにより肩などから亀裂が入ります。」


「マジか…」


「ですから、殿下には進められません。危ないのです。

かなりの訓練が必要です。かつ風魔法を操り続けます。

私の場合は両手両足と場合により背中やお腹からバランスを取りつつジェットのような風を出します。これをすべて操ると飛べます。原理としては」


「俺、無理だ」

そうそうに諦めるベラードだった。


ベラードはシールドの扱いが苦手、しかし風魔法は得意だった。

それぞれ、魔力量は多く、魔術に長けてはいたが

それぞれ3属性

ケンティフォリアのみ5属性を操れた

無属性は大体貴族なら使えるので除外


ちなみに、それ以外の属性は

光・闇・火・水・土・風の6属性

そう、フリージアは全属性が使えるのだ。

イメージだけで解決できるのがこのせいだった。

無属性は本当はどこかに属していた。

知られてはいないが

シールドにしても、その場の使用するシールドにより

属性が決まる。

壁を作れば土

空中で見えないシールドなら風

そこに、光や闇が混ざったり意外と6属性みんな使えたりする。

ただ、適正が低いので使える魔術が少ないだけ

イメージ不足もその理由だった


フリージアはあまり突飛な考えを発表しない。

異端とされれば国を追われるかもしれないからだ

今、みんなが信じている事実だってこの世界にとっては必要なことなのだろうと


フリージアは、自分ができれば違いなんてどうだっていいのだ

分かったことで問題ないことは発表する。

それだけ


こうして、飛び方講座の後ワイバーン討伐のあらましを先生に説明した。


その日の夕方、もう一度呼び出しがあり

ワイバーンの肉など約束の物が配られた


「やった~夢の料理だ~」

ルンルンで帰っていくフリージアだった


皆様、呼んでくださりありがとうございます。

評価くださった方、ブクマ登録してくださったかた大変嬉しく思っております。

ありがとうございます!ありがとうございます!

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