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こうして1年目は放課後、色々な鬼ごっこをした。
みんなますます鍛えられた。
体力も魔力も
知らず知らずのうちに。
冬休みを経て、3学期
そして、春休み
2年生に、授業は午後も有り
選択制だ。
また、ポピーとフリージアは同じ授業だった
こうして、1年、また1年と時は経ち
4年で中学部へ進学が決まった
途中、初心者の魔獣討伐にも参加して、弱い魔獣とも戦ったこうして中学部への進学するだけ、習熟度がボーダーを超えたのだった。
7歳になる年に入学したフリージアはもうすぐ11歳になるころだった。
少しお姉さんへと変貌を遂げる
ただ、至って普通なフリージアは
年相応な可愛らしさと、ほんのちょっぴりの女っぽさが出てきていた。
お父様には、そろそろ帰って来たら?なんて言われたけど
まだ、専門的なことを少ししか学んでいないので中学部も行くことにしたのだった。
そして、中学部からは受験組が入学してくる。
そして、ここからは飛び級は滅多にない。
学園長の認可が下りないと飛び級にはならないのだ。
あまり、早くに外の世界へはいろいろ問題ということだろう
フリージアの前世の世界のように長寿ではないにしろ、職の席はそこまで多くないってことだろう
フリージアにしてみれば、新しい職を作ればいいのにと思うがそうもいかないのだろう
ケンティフォリア王子は見た目も身長もどんどん伸びた
その他の子達も、ただモルセラもワルトもあと1年経たないと中学部には進学できないらしく
フリージア達と離れるのを嘆いていた
一緒に遊ぶようになった貴族の子息達はフリージア達と同じく進学するようだった。
こうして、3年ちょっと魔力訓練を続けたポピーは
そんじょそこらの魔術師より体力も魔力も大幅に
むしろ、職業すら選り取り見取り状態のステータスへ変貌を遂げていた
昔フリージアの屋敷で話した夢は夢のままとフリージアは考えていた
ポピーには自由に生きて欲しい。彼女の希望通りに。
ケンティフォリア殿下も、あの外遊びで大幅な体力アップと元から王族としての魔力も
ぐんぐん上がっていた、中学部への前の年などみんな身体強化を駆使した鬼ごっこに変わっていた。
こうなると、縛りを設けて鬼ごっこなどバリエーション豊かだった。
中学部の新しい制服に身を包み
入学式を迎え、1年目のオリエンテーションを受け
選択教科など自分に必要な授業を選び申請。
そして、授業へと日々の生活をしていた。
フリージアは学園から許可を貰い研究室を借りて、魔法の研究にいそしむ
授業は午前だけ、午後だけなど
魔獣討伐などの実習がなければ一日中授業に出ることはない。
研究でたまたま生まれた製品は量産できそうなら、商品登録して
プリシア商会から発売されたりした。
属性からの魔法が今一つわからないフリージアは、想像力で発動
現象を起こして、鑑定して自ら学ぶスタイルだった。
むしろ、普通にこれがこの属性ですからなどと説明されても
理解できないのだ。
よくこれで小学部をあっさりと卒業したものだと疑うレベルなのだが
テストにそこを計るものが無い。
問題からの答えなのだから、フリージアの方法で答えにたどりついていれば何の問題も無かった。
しょっちゅうポピーも遊びに来ていた。
危ないほどのべったりな依存状態からは抜け出し、本人の実力も有り親友という立場を確立していた。
「次は何をしているの?」
「今はね~、この前の授業のトルネードを複合魔法にして発展させて何かできるかと
実はこっちも同じような魔法みたいなのを探したいの。
今の所は、水と炎が出来て。あとはね。水と泥と砂を混ぜて嵐の小さいの起こせたの。
ただ、やっぱりトルネードを起こすと周りへの被害が大きすぎて実用化は無理そうね。
って感じで今レポートをまとめてる
それから、前から続けてる新商品の開発。
魔力回路をもう少し簡素にそして効率を高めたいの」
「これが、回路の図面?
あ、ここなくてもつながるんじゃない?」
「おお!見すぎて見つけられなかった…。
たまに見に来て~ポピー。頭が凝り固まっちゃって~」
「いつも来てるじゃない、ふふふっ」
「次は蒸留を試したいのよね~。この前の喫茶店のコーヒーの淹れる装置みたら
ピピピ!ってきちゃって
今は図面書いてるところ…ふふふっ」
「やりたいこといっぱいね。来週、魔獣討伐の実習だってよ。」
「げっ。こんな時に。忙しいのに…」
「中学部に入って初めての実習だから、参加しないと次からの参加させてくれないよ。
一応、小学部での実力が本当かの確認の意味もあるって」
「マジか…」
「フリージア、言葉遣い
マリーさんが部屋からこっちに来ないからって怒られるわよ~」
「だって~。黙っててね…」
「フリージア次第よ。ダメだよ普段の言葉遣いが実習で出るんだから。
見られちゃうでしょ。他の生徒に」
「へい。」
「わかってないよね?むしろ、わざとなの?わざとだよね?」
「わ~ん。ポピーが怒った~」
「普段の喋り方変えてくれないと、私だって実習辛いでしょ。
フリージアの喋り方が違いすぎて笑い堪えるこっちの身にもなってよ!もう。」
「ああ、なるほど。はい、気を付けますわ」
「まったくやればできるのに、あえてしないんだから~」
「えへへへ。」
そして、トルネードの解析と考察についてのレポートを先生へ提出して
単位を貰う。
そして、次の魔術の課題を渡され
レポートは先生が読み込み次年度の授業へ役立てられる
掘り下げられた解析の簡単なものは小学部へも回っていくそうだ。
そして、日常についての考察は自由課題だが関係のありそうな先生が
レポートをわざわざフリージアの研究室へ取りに来る
ものによっては、各領地の無料の小学部での授業に役立てられているらしい
こういう功績が認められてからはますます授業への参加がなくても単位が貰えた
教科書化したものは、著作料がフリージアにちょっぴり還元される
ただ、全土へ広がった教科書はたとえ0.1%だったとしても
領地からの税金から支払われるのでそこそこのお金になった。
学校側にもかなりの利があったのだから当然だった。
フリージアの個人財産は今いくらなのやら。
ちょこちょこあちこちの孤児院への寄付に使われた。
ちなみに、その寄付のために1つ会社(商業店なる物)を作り、週に1度帳簿が届けられフリージアがチェック
たまに読み返して、おかしなところは監査を雇い掘り返し
悪事はすぐに暴かれて、職員を一掃していた。
こうして雇用も生み出していた。
計算を得意とする人が必要なので学園の卒業生が最近は多いと聞く
意欲があれば能力が低くても雇い入れたりもしていた。
これが11歳…末恐ろしい存在だ。
隠れ蓑としてパニカムのプリシア商会の事業としているのは当然だった。
皆様、呼んでくださりありがとうございます。
評価くださった方、ブクマ登録してくださったかた大変嬉しく思っております。
ありがとうございます!ありがとうございます!




