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学園長室まで連れて来られた
アザレア・フランシスカさん
「学園長、失礼いたします。」
「うむ。」
「こちらが、今回反省を全くされていない
公爵家令嬢 アザレア・フランシスカにございます。」
「先生、紹介が失礼ですわ。
わたくし間違ったことはしていませんわ。学園長先生は理解してくださるでしょ?」
「アザレアさん。学園長先生は問題が発覚してこうなりそうな段階で
全てをご覧になり知っているのですよ。」
「どういう意味よ!意味がわからないわ!」
「アザレア・フランシスカ」
「はい」
学園長先生の威厳のある声に名前を呼ばれ思わず返事をしてしまったアザレアだった。
「なぜ、君は自分が悪くないと思うか私にもわかるように説明してくれるかい?」
「わたくしは公爵家の人間です。公爵家は他の貴族より偉いのです。
だから頭を下げることは致しません。私が頭を下げるということは」
「公爵家が頭を下げるということだから?かな」
「そうですわ!」
「君は今爵位を持っているのかい?君自身がだよ。」
「爵位はお父様が持っていらっしゃいますわ。」
「では、君自身は公爵家の人間というだけじゃないか」
「公爵家の人間は」
「公爵家の人間は何をしても許されるのかい?」
「たいがいの事は許されますわ」
「君のご両親がこの学校に君を入れた理由がわかったよ。
君は全く理解していない。
君は公爵家の人間といった。なら君自身は今現在何かの責任を負っているのかね?
領民の命を守る責任や管理の一端を担っているかね?」
「わたくしはまだ子どもですから何もしていないのは当然ではありませんの?」
「何も担っておらん者はただの子どもと変わらないのだ。特にこの学園内ではね」
「で、でも!」
「言い訳するんじゃない!」
ドカンと雷が落ちたようだった。
「貴族とはその責任において色々な物を背負っているから貴族なんだ
ただ、名前の上に胡坐をかき他の者を蔑ろにしていいわけはないのだ」
「うっ。で、でも!公爵家ですもの!」
「なら、例えばだが今公爵家の領地がモンスターの引っ越しにより壊されかけたら
君は領民を守りに帰るのだね?」
「そんな、危ない場所にはわたくしは行きません」
「なら、君は公爵家の人間でもないな。不合格だ
威張るなら威張れるだけの責任と覚悟を持ちなさい。」
「うぅ…ぐすっ。だって…わたくし…ぐしゅっ」
「自室で反省しなさい。明日からはそこのクレマチス先生から個人授業を受けなさい。
クレマチス先生がいいと言うまでだよ。」
「はい…ぐしゅ。」
こうして、アゼリアはクレマチス先生との個人授業からのスタートとなったのだった。
人をいじめる暇などは無かったのでありました。
そして、この間貴族の教室でも
貴族とは平民とはとこの学園とはの話がなされ
素直な子ども達はきちんと話を聞き
授業へと入っていくのでありました。
最初は、足し算や引き算に始まり
王国の歴史、地理など
農作物など色々な授業が行われた
フリージアは大半は知っている内容ではあったが
もう一度確認しながら知識を蓄えることとなった。
皆様、呼んでくださりありがとうございます。
評価くださった方、ブクマ登録してくださったかた大変嬉しく思っております。
ありがとうございます!ありがとうございます!




