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こうして、他の生徒は先生からこのような事の無いようにと生活指導的な話をされた


その間フリージアといじめを行った貴族生徒は別室へ連れて行かれ

何があったか説明をさせられた


貴族の子どもは一人がうまく言い訳をして自分は悪くないと言うと皆

右に倣えで同じことを言った。


フリージアだけがありのまま

見たこと自分の言ったこと

挑発したなど隠すことなく伝えたのだった。


そして、髪を結いあげたお団子頭のメガネの先生が

スッと教鞭を出し

貴族生徒のお尻をぴしゃりと1回ずつ叩いたのだった


5人いた生徒はわんわん泣き出した。


「先生は全て見ていたのです。貴族に嘘は必要です。

ですが、今回の嘘はついてはいけない嘘です。

良い嘘と悪い嘘の区別がつかない貴族は没落します!

いいですか?教師を舐めないでもらいたい!

貴族だからといって甘やかしたりしませんよ!」


5人中2人の生徒は

「ごめんなさーい…ひぐっひぐっ」と泣きながら必死に謝っていた。


その2名のみもう一人の先生からこのようなことはしてはいけないとお叱りを受け教室へ戻された。


ぶんむくれで先生を睨みつける3人を先生はすました顔で見続ける


「何か反論でも?」


「先生は何故平民の言うことを信じるの!例え見てたって全部の言葉が聞こえたわけないじゃない!」


「そうだ!貴族の方が偉いのだから俺たちは悪くない!」


「王立の学校に平民が来るのが悪いんだ!」


3人はそれぞれ主張した


「すみません。質問です。」


空気をまったく読まないフリージアが声を上げた


「フリージアさんどうぞ」


「そちらの3名の貴族の生徒さんに質問よ。

なぜ、平民の意見は信じて貰えないのですか?

なぜ、貴族は平民より偉いのですか?

なぜ、王立の学校が入学を認めた平民がこの学校へ来てはいけないのですか?」


「平民だからだって言ってるじゃない!」


「答えになってません。」


「きーーーー!!!」

一人脱落


「貴族は選ばれた者だからだ」


「どうやって選ばれたのですか?」


「過去の功績や財産領地を治める力だろう!」


「領地には貴族しかいないのですか?」


「そんな領地あるわけないだろう。領主のしたには領民がいるんだ!」


「だらから、その領民はわたくしたち平民なんですけど

偉いのはわかりましたけど、領民は守るべき存在ではないのですか?」


「そうだ、領民を守らなければ貴族ではない。

だから貴族は偉いんだ!」


「その偉い貴族様がどうして守るべき平民をいじめていいと思うのですか?」


「ぐぬぬぬぬっ」

2人目脱落


「なぜっ」


「ごめんなさい。」

3人目脱落


一人目のキーキー言ってる令嬢以外平民をいじめてはいけない理由が分かったらしい。

「「ごめん。」」


「謝る相手が違いますわ。

わたくしも挑発しましたもの。言葉が過ぎました。ごめんなさい。

さっきの彼は優しい子ですものきっと心を込めて謝れば許してくれますわ。」


「あとで謝りにいこうぜ」「うん。」




「認めませんわ!許しません!絶対に許しませんわ!この公爵令嬢のアザレア・フランシスカに恥をかかせたこと後悔させますわ!!」


「アザレアさんは反省されないということですね。」

先生が優しく聞く


「ええ!先生もわたくしの身体に鞭を打ったこと後悔させますわ」


「では、仕方ありませんね。アザレアさん以外は教室へ戻ってよろしい。

アザレアさんはこれから学園長室へ行きます。ついていらっしゃい。」


「わかりましたわ!」


そう、この残念な公爵令嬢は末っ子長女で甘やかされてなんでも自分の意見が通るのが必然と考えるほど

我儘なお子様だったのだ

公爵も奥方も流石にこの性格に困り果て学園で厳しく切磋琢磨してくれればと送り出したのだが…



教室に戻り


「さて、フリージアさんも戻ったことだし、皆自己紹介をしましょう。」


自己紹介タイムになったのだった。

「フリージアと申します。

プリシア商会の会頭の娘です。皆さんと友達になれると嬉しいです。よろしくお願いいたします。」


最後の方は恥ずかしそうに言ったフリージアを

皆はさっきあんなに高らかに辞めてもいいっていうくらい威厳を出していたのに

友達になって欲しいであんなに顔を赤らめるなんて


クラスの皆がギャップに萌えた


当然、クラス全体がフリージアを仲間と認めた瞬間であった。


担任もフリージアが居ることでまとまっている感を感じとり

扱いやすく授業が出来そうと心の中でフリージアに礼を言うのだった。


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