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王立のホワイティア学園小学部のクラスは2つ一クラス40名ほどだ

少ないって?



それもそのはず、各領地で小学部は無料で通えるのだ


中学部から入学したい者は受験そして、入学金が改めてかかる


徐々に専門分野を増やし


貴族のあり方


商人へ就職するための能力


騎士への、魔術師の、魔道具氏へのなど様々なことが学べるのだ。


ちなみに、さらに専門分野に特化して学ぶ高学部

これは大学に近いイメージだ。

研究を続けてずっといる者、卒業資格を経て良い就職先へ就職する者

人脈を作り起業する者様々だ


高学部をでると就職には困らないと言われている。


そんなわけで、ほぼほぼ貴族のクラスと平民クラスに分けられるのだ


そして1度目のテストで成績にてクラス編成され20人の4クラスへと別れるのだった。




ポピーと1度目のクラスは必ず一緒ということもあり

フリージアも安心して1日目を迎えることができたのだった。

ポピーと共に教室に向けて歩いていると


「平民ふぜいがなんでホワイティア学園に来てんだよ!」


数名の男女が一人の男の子を囲んでいた


子どもは時に残酷なのだ

周りが言って聞かせれば、本人にその気がなくとも同じように育つものだ


「や、やめてよー」


「生意気なのよ」


「そーだそーだ。生意気なんだよ。」


わざとらしく、ポピーにウィンクをしてから大声で


「あら、見てください。貴族の方って以外と下品なんですわねぇ」

「そ、そーですわね。怖いですわ~」

「まったく、どこの貴族のご子息とご令嬢なのか親の顔が見たいですわ~」

フリージアはポピーへと話しかけた。

流石は商家の娘ポピーも話を難なく合わせてくれた


「なんなんだよ。お前ら、生意気だぞ」


「あらあら、口をつけば生意気しか出ないなんてボキャブラリーが足らないんではなくって?」

とフリージア


「なんだと!」


「あら、野蛮です事。これでは町のスラムのごろつきと変わらないではないですか~?」

とポピー


「スラムのごろつきの方が持ってる物が欲しくて仕方なくですから理由があるんではありませんこと?」

とフリージア


「ではこちらの方々はごろつき以下ということですわね~」

とポピー

厭味ったらしく言い負かしたのだった。


「お前、殿下の後ろに居たやつだな。特待だな。」


「わたくし、顔覚えましたわ~」


「あら、覚えてくださり光栄です。わたくし、プリシア商会の会頭が娘フリージアと申します。

以後お見知りおきを。では失礼。」


「フリージア、いいの?名前」


「しっ、いいからついてきて」

ポピーに小声で支持を出しその場から教室へ入った

ついでに壁際の男の子も連れ去ることに成功したのだった。


「あ、ありがとう…。ぼ、ぼくモルセラといいます。」


「どういたしまして。モルセラ君、あれはあちらが悪いのです気にしないでくださいね。」


廊下のやり取りを見ていた平民クラスはフリージアが女神に見えたことだろう

あんな貴族に絡まれたら家が睨まれ最悪何をされるか分かった物ではないのだ


「フリージア様、あんなことされて大丈夫なのですか?」


「いいんですよ。私、問題があればここ辞めますから」


「「「「「ええーーー!!!!」」」」」


「フリージア、本当なの?」


「ポピーまでそんなに驚いてどうしたの?」


「だって王立だよ?折角入ったのに」


「あんな、ゴミくずが通う学校なんてこっちから願い下げですわ。

貴族だからなんだというのです。貴族は民の血税なくしては生活できないのです。

だから守り幸せな生活の為のライフラインなどを約束するのです。その対価が税金です。

それを棚に上げて、あたかも自分は偉いのだから従えなどと馬鹿げていますわ。

そんな貴族の土地に私は住みたくありませんもの!

そっちを学校が守るならわたくしは、この学校を辞めます!」


「す、すごい」


そんな様子を担任がこっそりと見ていた…

ちなみに担任は各教室に2名ずつ

それぞれが生徒を見ながら今後の個性などをメモして進路の相談などに乗るためだ


そして、静かに2名の先生が各教室へ入った。

残り2名はそれぞれの教室から先ほどの騒ぎの生徒を連れて別の空き教室へ入って行ったのだった。


フリージアも連れ出されかけたが

「先生、発言をお許しいただけますか?」


「なんでしょう?フリージアさん」


「ポピーは私が無理矢理巻き込みました。彼女は教室に残るべきです。」


「フリージア…」


「先生はこれから先ほどの貴族の所へ私と彼を連れていくのでしょう?

ポピーは平民です。私もモルセラ君もですが、私と彼は当事者です。

ですが巻き込まれたポピーまで連れていくのはポピーの今後に関わります。

テストの結果で貴族と同じクラスになればいじめられるのは必然ではないでしょうか?

先生は24時間ポピーを守ってくださるのですか?

それとも、先ほどの貴族の方々を退学にでもしてくださるのですか?」


「あのいざこざですぐに退学にはできないでしょうね」


「ならポピーさんは連れて行かないでくださいませ。お願いいたします。

できればもですが、モルセラ君も置いて行って欲しいのですわ」


「モルセラ君は当事者でしょう。」


「彼はたまたま、ターゲットになっただけ

貴族と口喧嘩をしたのはわたくしですわ

モルセラ君はその間一言も発言しておりません。」


「わかりました。フリージアさん一人だけいらっしゃい」


フリージアのよく回る口に先生が根負けしたようだ

どうせ今回は入学したての子どもの口喧嘩、注意のみで終わる予定だ

平民が何人かターゲットにされると今後に関わることも確かだった。

フリージアの要求を飲んだ先生だった。



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