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「14話」 彼女達!


作者「アドバイスをいただいたのでBLタグをつけたしました!」


ニア「……俺はノーマルだ! 」


王子事件から4日の時が流れた。

まぁ、その間は比較的に穏やかだったな。 と思う。


まぁ、そもそも俺の一日が近所の教会へ遊びに行って、リリーさんに勉強を教えてもらって、たまにグレイプの為のクッキーを焼いて、グレイプを抱きしめるくらいだ。


その4日間は大抵そう言った風に過ごして居た……が!


遂に、この日に 無視出来ぬ出来事がふって注いだ……!

それは!


「ニア! 勝負よ! 今日こそ私が勝つんだから!」


……オリーブである。

この三年間、ほぼ毎日俺の家に来ては勝負をしかけてくる。


母からもすっかり顔なじみで今も「久しぶりね、オリーブちゃん」などとにこやかに挨拶をして居る。


つまり、寧ろ今までの平和が珍しい方なのである。


「ハァ……勘弁」


俺は、今もこちらに木刀の刃先を向けてくるサイドテールの幼女に溜息を吐く。


因みにこの三年間すっかり俺やグレイプの幼馴染なオリーブは今でもサイドテールだ。


うーん、一度だけポニーで纏めて居たけど、「前の方が良かった」って言ったら顔を真っ赤にして帰ってしまった。


そして今日に至るが 前の出来事でオリーブの心を傷つけてしまった様で あれきりサイド以外は見ていない。


「何よ! ニア! グレイプとはいっつも鍛錬してるくせに! 私とは出来無いの⁈」


……だって、グレイプの場合は俺の許可無しに突っ込んでくるんだもん。 鍛錬じゃ無い。


うーん……差し当たってやる事も無いんだけど……なんか体動かしたい気分じゃ無いんだよなぁ~

何か良い回避方法は……


「其れより、4日来なかった。体調心配」


例によってカタコトだが、思いついた事は取り合えず発言する。


すると……


「……ッ⁉ あ、あんたなんかに心配されたく無いわよ!……バカッ!!」


ーーかなり怒鳴られてしまった上に帰って行ってしまった。


うーむ……確かに勝負はしたくなかったが、怒らせるつもりはなかったのにな……


と、俺が少し落ち込んで居たら、後ろから母のクスクス、と言う笑い声が聞こえてきた。


「ニアも罪な男に育っちゃって」


……母よ、俺にはその言葉の意味が理解出来ません。



「はぁ……」


俺は一人で街を彷徨って居た。

今はオリーブやカミーリャちゃんの居る西区でウロウロして居る。


この西区は街の中では一番身分の低い人達の暮らしている地域で、町並みも俺の住む北区に比べるとみすぼらしい物が有る。


まぁ、此処にはよくグレイプやオリーブに引っ張られて来た事も有ったからな。

完璧では無いとはいえ、ある程度詳しいつもりだ。


それに、いつかリリーさんに教えてもらった“街”の抜け道が一番少ないから覚えやすかった、と言うのも有るかな……?


と、何故俺がそんな西区に居るかって?


……あの後、オリーブが起こって居た様だったので謝ろうかな~?

と、思って来たのだが……


「俺、家 知らない……」


そう……残念な事に俺はオリーブの住んでる家がわからなかった。

こんなんじゃせっかく隠し通路覚えても意味無いがん!


と……俺が少し落ち込んで歩いて居ると……


「ーーニア…くん?」


聞き覚えのある、何処か控えめな声が聞こえて来た。


振り向くと其処には、透き通る様な青色の髪の毛と、それと同色の瞳を持った女の子……

カミーリャちゃんが居た。


「ん……ナニ?」


俺の、少しぶっきらぼうとも思える様な声も気にしない様にカミーリャちゃんは微笑むと…


「やっぱり……ニアくんだ」


と、少し怯えた様な、嬉しそうな声で答えてくれた。

……後者だったら良いなー。


「……ニアくん 暇?」


うん?

これはまた唐突な質問だな……


俺は首を捻った。


確かに、暇と言えば今だが……かと言っても……


うーん……


「忙しいなら……良いよ、ゴメンね……!」


「……あ…! ?」


俺が悩んでいる姿をどう解釈したのか、

何故だか悲しそうな顔に成って走り去って行ってしまうカミーリャちゃん。


俺もかの西区には慣れたとは言え、やはり生まれた時から住んで居る彼女とは大きな差が有った……

本当にあっという間に人混みに姿を消してしまったカミーリャちゃん……


俺は、ただ一人呆然の残されて居た。


ーー後ろから迫る影にも気にする事はなく……



「例の少年の兄が王子と接触した模様です!」


「そうか……まだ、直接少年にコンタクトされなかっただけましか……?」


「とは言え、現状が癒えたとは言えませんぞ、……シャレでは無いですぞ?」


「圧倒的人員不足に加え経済的不安、更には山済みの仕事……」


「駄目押しでその少年の兄とやらを勧誘するかね?」



ーー人員不足解消の為と、何やらマジで不穏な計画の魔の手が迫って居るとは……知らず





作者「このプレイボーイめ!」


ニア「誰のせいだ、誰の……まあ、男と抱き合うよりかは良いよ…でら次回は?」


作者「……どうしよう?」

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