大分観光後編
温泉に入った後に、颯人と浩二はホテルの近くに戻り、昼ごはんを食べていた。
颯人は味噌ラーメンと餃子、浩二は味噌ラーメンと炒飯を食べた。
食べている時に、こんな話をしていた。
小・中の時の話だ。
颯人、浩二、由美は小中は同じだった。
高校は3人とも別れたけれど。
颯人はその話題を持ち出した。
「浩二覚えてるか?俺らが最初に会った時のこと」それに浩二は「もちろん」と言った。
そして浩二は続けた。
「確か俺たちが小学校に入学してすぐだったよな。俺たち3人は席が近かったけど緊張して何も話していなかった。
颯人も極度の顔見知りだったしなー。
それが今となっては良くしゃべるようになってね。」
それに颯人は「そこはいいだろ別に(笑)」と言った。
そのまま颯人は続けた。
「で俺はよくみんなに泣かされていた。
まぁいじめられていたって訳だ。
その時のなかせていた筆頭格が浩二だったよな。」
いろいろあったよなと浩二、「で俺がいつものように、颯人を泣かせようとしてというか泣かせたな。その時に由馬が来てこう言ったんだよな。まだよく覚えているよ。
弱いものいじめしちゃダメ!、颯人君が泣いているんだよ。
何とも思わないの!?ってね。
それ以来何もできなくなった。」
颯人は 「しばらくしてからお前が俺に謝ってきた。
俺は嬉しかったよ。そのまま由美にもお礼を言った。それが俺たちの関係の原点だな。」まさにその通りだと浩二は思っていた。
そこからよく3人で遊ぶようになった。
中学校に入ってからは勉強の教えあいもしたな。
俺は数学と理科浩二は、国語と数学の証明のところと文章題、由美は英語と社会。
全員がカバーし合えた。
だか、成績は良かったよな。
3人の中では俺がケツだったけど。と浩二は言った。
ご飯を食べた後でもそんなことを言っていた。
寝る前に浩二に言われた。
明日は絶対に負けないいや、負ける訳にはいかない!と。
気合が入ってきた。
そして俺は寝た。




