ショッピング♫後半
颯人達は昼食を食べ終えると洋服を見に行っ
た。
洋服と言っても何を買うかなど気分の問題だ
ったが、まだ決めていなかった。
でも今は夏なので、涼しく見えるような服を
買おうとは考えていた。
まぁ普通のことだ。
本当に普通ことなのだけれども。
他の奴らもおんなじようなことを考えている
のだろうなと思った。
でもやはり感覚の違いなのかはわからないが
男子より女子の方が服選びに興奮している様
子だった。
そして結局颯斗と祐一そして浩二はズボン。
裕輝はTシャツとふざけてサングラスを買っ
た。
颯斗は感じていた。
きっとこんなふうに遊ぶことなんてしばらく
ないんだろうな…と。
最後に颯斗たちは、カラオケに行った。
歌うものはたくさんある。
でもこれだけ人数がいればふざける奴も必ず
いる。
誰かが、国家である「君が代」をリクエスト
した。
そして無理やりここはやっぱり全国の表彰台
に上った奴らに歌ってもらわないとな〜〜。
という声が上がった。
そして四人から「浩二、颯斗、浩二、颯斗」
とコールが始まった。
そして颯斗は「よっしゃー!そんなに言われ
たら俺たちの美声を聞かせてやるぞ!なぁー
浩二?」
そして浩二も「そうだなここまで言われたら
引き返せない、それじゃあ俺たちの国家を聞
いてくれ!」と言った。
国家は誰もが知っている。
当然だ、だって国家なのだから。
「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌とな
りて苔のむすまで」
このとても短い歌詞を滑らかにこちらまで清
らかになるように颯斗たちは歌った。
これはカラオケだから採点機能もある。
結果は、98点。
前に颯斗が一人で歌った時は、97点だったの
でベストは更新した。
とは言っても音程がほぼほぼわかっている状
態で歌っていることから、高得点が出るのも
納得できることなのだけれども。
そんなこんなで時間は過ぎていった。
そして帰りの電車の中で、由美がこう言った
「皆んなそれぞれ志望校は違うと思う。
でも絶対に合格してまた遊ぼう!」と。
みんなは、そうだな!一人でも掛けたらダメ
だ。
全員で。
と言った。
そしてそれぞれ家路に着いた。




