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各駅停車西明石行きマーク3

各駅停車西明石行きマーク2

久しぶりに瞳ちゃんと一緒の電車にのった。今日も来ないなかなと思っていると「指定席空いてたっと」瞳ちゃんが横に座ってきた。おいおいひっつきすぎだと思いながら実は嬉しい。高校時代の部活の話で高座の滝でイノシシに襲われた話をすると。「行きたい行きたいうり坊もみたい」瞳ちゃんはサクサクと二人の予定を決めていく。「おじさまのミッションはイノシシから姫を護るナイトの役割ね!」「えっ夜でもないのにナイト?」ポカンと頭を叩かれた。当日は尼崎駅で待ち合わせ住吉まで各駅停車に乗る。高座の滝まで一時間途中イノシシの親子連れと出会い瞳ちゃんはすでに興奮状態。僕の指をギュット握りしめてくる。「かわいい!」「おさわりは駄目だからね!」「残念」「あっそれと食べ物に反応するから気を付けて」「そういえばおじさまイノシシと闘ったんですよね。厳しい闘いだったんですよね」「死闘って知っとうる」ポカンと頭を叩かれた。少し登ると開けた場所にたどり着く。そうここがかつて襲撃された場所である。瞳ちゃんと日陰にはいって水分補給をしていると突然一頭のイノシシが突進してくるではないか「キャー」大声をあげながら余裕を持ってかわした瞳ちゃんではあるが勢い余って僕を押し倒していた。瞳ちゃんの可憐な唇が目の前に「あーこのまま時間が止まればいいのに」


挿絵(By みてみん)


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