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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

イミテーションセクステット

作者:海月らいと
「え、俺じゃなかった!?」

 憧れていた【冒険者】になるために塔の国の王都へと辿り着いた少年・ハルトは、ギルドに登録して無事に冒険者生活をスタートした――かのように思われた。

 チート能力とも思える出鱈目な力を見せつける塔の国の統治者の一人・巫女と呼ばれる存在との出会いにより、彼の全ては静かに狂わされるように変化していく――。世界最高峰の冒険者でもある巫女に憧憬以外の正体の分からぬ感情を抱いていたハルトであったが、自由奔放すぎる巫女に翻弄されながらも、仲間と共に着実に冒険者として成長を続けていた。

 超難関だと言われるS級ダンジョンクエストを終え、【A級冒険者】へとランクアップ目前となった日、突如塔の国でクーデターが起こる。慌てて王都に駆けつけたハルト達が見たものは、【偽りの塔主】として捕らえられた巫女の姿であった。

 処刑当日に、嘲笑うかの様に国民の前から逃亡を果たした巫女と、それに巻き込まれる形で着いていくことになったハルト達。仲間を失いながらも国境目前まで逃亡生活を続けていたが、兵士達との戦闘でハルトは巫女を庇い致命傷を負う。
 歪んだ微笑みを浮かべる巫女。

 ハルトは薄れゆく意識の中で聞こえてきた巫女の言葉が頭から離れなくなるような気がした。

「君じゃなかったみたい」

 そしてハルトは血溜まりの中で息を引き取った。
 それを見届けることなく、巫女は何事もなかったかのように鼻歌混じりで再び歩き出すのであった。

 これは、現実と仮想が混ざり合った、とある世界の序章に過ぎない話である。


※こちらはシリーズ作品の第一作目となっています。
ゆくゆくは、それぞれの作品も投稿したいと思います。
残酷な描写があるかと思うので、苦手な方はご注意くださいませ。

*「カクヨム」にて同小説の掲載を始めました。
*ブックマーク・評価ありがとうございます!とても励みになります。今後ともよろしくお願い致します。
※体調は回復しました。5月中は他作品更新強化のため更新休止。申し訳ありません。
プロローグ
「最後の記憶」
2021/05/01 15:48
第一章「求められる者」
第一章1「まなざしの先」
2021/05/15 00:55
第一章2「退屈」
2021/05/18 01:29
第一章3「冒険者とは1」
2021/05/21 19:16
第一章3「冒険者とは2」
2021/05/21 19:17
第一章4「暇潰しの始まり」
2021/05/21 23:45
第一章5「橙桃の少女」
2021/05/29 15:08
第一章6「チュートリアル1」
2021/05/29 19:14
第一章6「チュートリアル2」
2021/05/30 03:12
第一章8「王城1」
2021/06/05 01:58
第一章8「王城2」
2021/06/07 00:05
第一章9「能力ースキルー2」
2021/06/07 20:27
第一章11「姫と女王」
2021/06/08 02:23
第一章13「未知への好奇心」
2021/06/16 02:49
第二章「偽りだらけの狂詩曲」
第二章1「昇級試験」
2021/06/17 15:38
第二章1「昇級試験2」
2021/06/18 00:22
第二章2「貿易都市」
2021/06/21 01:03
第二章3「出立」
2021/06/26 00:03
第二章4「翼竜と竜王」
2021/07/11 23:11
第二章4「翼竜と竜王2」
2021/07/13 00:20
第二章5「束の間の平穏」
2021/07/26 00:47
第二章6「希望の戦士」
2021/08/02 02:20
第二章8「双つで一つ」
2021/09/21 01:27
第二章9「愉しいお茶会1」
2021/10/15 08:11
第二章9「愉しいお茶会2」
2021/11/26 00:50
第二章10「光の桜1」
2021/12/25 02:30
第二章10「光の桜2」
2022/02/17 02:04
第二章10「光の桜3」
2022/03/01 01:48
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