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仮想世界の攻略デス  作者: 影音 狐野葉
21/22

失われたもの

こんにちは~(^_^;)

仕事の関係上、更新が遅れてしまいました、申し訳ありません

更新が遅れても、小説が完結するまで途中退場はする気はないのでご安心下さい♪

それでは、それでは本編ですね(*'▽')

それではどうぞ~!(^^)!

ラボメンが居るのは校舎内の一階の昇降口…つまり一番最初の場所に戻ってしまっていた。

昇降口の天井には大きな穴が開いており、更にその上から大きな瓦礫が穴を塞いでいた。

そして、その下にラボメンが転がっている。

ホールで起きた爆発が起きる瞬間、突然床が崩れ落ちたのだ。


未「くっ…いっつぅぅ、皆無事か」


未来は体の痛みに顔を(しか)めながら、体を起こしラボメンの安否を確認する。

周りには未来と同じようにラボメンがほこりを被った状態で転がっていた。

皆落ちてきた時に体を打ったのか苦笑しながらも、未来に自分の安否を伝える。

右足首を無くした多々羅も、唯一元気なソル・ガレンが助け起こしている。


しかし、龍、リュカ、うけ、みけ、黒が見当たらない。

そして、システムと同化してしまった葵の姿もなかった。

未来は嫌な予感を感じ探そうとした瞬間、少し大きな瓦礫の裏から物音が聞こえてきた。

未来はすぐに瓦礫の裏に回り込むと、そこにはしゃがみ込んでいるリュカとみけ、そして顔面が血で染まったうけが倒れていた。


未「う、うけ!?大丈夫か!どうしたんだ!!」


未来の声に反応しリュカとみけの体がビクッと反応するが、動こうとしない。

そんな二人を無視し未来はうけを抱き起すと、うけが掠れた声で何かを呟く。


う「……ごぅ……ち…す」


何かを呟くと同時にうけの体から力抜ける。

未来はうけが言ってるか聞き取れなかったが助ける方法はないか、怪我の原因をリュカとみけに問おうとし…そこで気づく。

しゃがみ込んでいるリュカ、みけの顔が真っ赤になっていることに。

血で濡れてる訳でもなく、怪我をしたわけでもなく、『羞恥』というような感じで顔が真っ赤に染まっているのだ。

みけに至っては声を出さないように堪えて泣いている始末だ。


未「…どうした、の?」


未来の声は確実に聞こえた筈だが、それでも二人は口を開こうとしない。

未来は内心驚いていた。


リュカは出会った当初から、清く正しく、クールであって優しさも持ち合わせた大和撫子(やまとなでしこ)のような人物。

しかし今は顔が真っ赤になり、リュカの瞳は完璧にてんぱっている。


未来は一体ここで何があったのか追及するべく、歩み寄ろうとするが、それに気づいたリュカが咄嗟に声を発する。


リュ「み、未来君!…さ、サッシてくれなきゃ駄目ナンだよ…き、嫌いになっちゃうぞ?現実じゃね、アニメみたいに軽くないんだから…」


リュカの声に反応し、みけも頷く。


未「え(…えーーーーーーーー!?どういう事!?原因探ったら嫌われるの!?というか、協力が大事だって言ってたのリュカさんですよね!?)」


するとそこへ、未来の声に駆け付けた紅が駆け寄ってくる。


紅「どうしたの?怪我でもし…うけさん!?大丈夫ですか!」


紅も未来と同じような反応を示し、手当するためにリュカとみけに原因を追究しようと迫る。

医療の資格を持っている紅なら、二人も話してくれるだろうと思い、未来は少し離れた所で見守ることにした。


―――――――――――――――――――――――――――――――――

“ドゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!”


巨大な炎が迫り絶体絶命の状況。

うけは炎からみけを庇うために飛ぼうとする。

しかし、その瞬間に足場が崩れ、リュカの足に突っ込み、リュカも体制を崩した状態で落下する。

うけは、今度は地面からみけを守ろう顔を上げる。

が、目に入ったのは純白のパンツ…リュカのである。

リュカはバランスを崩したせいで外敵(・・)への反応に遅れてしまったのだ。

見られた事に気づいたリュカは顔を真っ赤に染め、うけの顔を足で挟み、みけの真下の地面へと吹き飛ばす。


一瞬とはいえ、パンツを直視し、顔を足で挟まれたうけは、目が血走り、鼻血が垂れ始める。

そして、地面に突っ込んでいきながら走馬灯のように思考がとんでもない速さで働く。


う「(パパパパパパパパパパパパパンーーーーーーってちげぇ!?足だ足!!柔らか…ってちゃうわーーーーーー!?こんな顔、妹に見せらんねぇ!助けるからな!みけ!!!)」


うけは地面に頭を打つが瞬時に体制を直し、みけのクッションになるために手を広げ上を見る。

そこで目に入ったもの…幼女パンツ…みけのである。

まだ幼い小学生であって、危険の最中(さなか)では隠す余裕がないのだ。


うけの目は再び血走るが、妹の前で無様な顔は見せられないと必死に鼻血が出そうになるのは堪える。

そして衝撃を緩和させるためみけの体を掴み、自らも下敷きになり地面に倒れ込む。


周りでもラボメンが続々と落ちてくる音が聞こえてくる。

しかし、それよりも無傷でみけを助けられたことに喜び、そして心を落ち着かせようとする。


う「(パパパパパパパパパパパパパンーーーーーぅさいっこぉぉぉおおおおお!…じゃねぇえ!?さいってえじゃ…ん?)」


服が生暖かい液体で濡れてくるのを感じ、うけの顔が一瞬にして青く染まる。

うけがみけを庇い切れず怪我をおい、多量出血してしまっていると考え。


うけはすぐにみけを確認すると、みけは涙を流し泣いていた。

うけの思考は更に焦り、出血がどこからしているか確認する。

上半身にはない、手や足、顔にも外傷は見られない。

うけは止まらない液体に更に焦りが込み上げてくるが、まだ見てない場所を考え…思考が停止する。

そして、自分の服の濡れた部分を視認し、確信する。


う「(・・・これ、血じゃなくて…)」


服に掛かっていた液体は妹のものであっても、血ではなかった。

スカート越しに液体がうけの服を濡らしていき、地面も濡れていく。

それが何なのか理解した瞬間、うけは静かに優しくみけを自分の上から退()かし…


う「ありがとう…先に逝――」

“ぶしゅううううう!!!!”


鼻から大量の血が出血し、うけは倒れた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――


ー数分後ー

昇降口の周りを見て回ったが、龍、黒、葵は見つからなかった。

システムに同化しゾンビ化した者は、その場で生きているラボメン(ウイルス)を殺戮する。

だから葵がまだ動ける状態だった場合、血痕跡を残す可能性が高いのだ。

更に葵の手には『妖刀村正(ようとうむらまさ)』が握られている。

ホールで武器を使ってきたからには、同じように武器を使ってラボメンウイルスを排除しようとするだろう。

もし動けなかったとしても、意味のわからぬ言葉を発し場所は特定できるだろう。


つまり、黒と龍がシステムに同化された可能性は低い。

そして三に…二人が死んでしまった可能性は五分五分ということだ。


お「…ここで見つからないという事は、多分ホール内で残されたというのが妥当」


一同「……」


ラボメンは周りを囲まれないように校舎外に避難している。

残ったラボメンの顔はどれも険しい顔をして…はいなかった。

ここにいるラボメンは、このゲームを攻略するためにどうあるべきか、新たに感じ始めていた。


『甘い思考の捉え方は、死を呼ぶ』と。

…迷いや感情、人間らしさを持ったままでは、いつか限界を迎え壊れ始める。

壊れる前に、自分から壊さなければならないのだと。



―第1ステージ・ホール―

ホールの壁はボロボロに崩れ、黒い煙が立ち込めている。

そして全体的に焦げ跡が目立ち、残り火と焼き焦げたゾンビが点在している。

その光景はまさに地獄のような光景だ。


そんな全てが静止していた空間で、一体のゾンビが転がる。

そしてそのゾンビの下からは、体の至るところに傷ができ、瓦礫の細かい破片が突き刺さっている異形の者が出てくる。

しかも肌は焼け溶け、左腕は無くなっている。

その姿は、人を恐怖させる為に生み出された気持ち悪い生物そのものだ。

しかし外傷が激し…激し過ぎる人間にも見えなくもない。


異形と化してしまったその者は、龍だ。


龍「な、なんだよこれ…ここはどこだ…地獄か」


龍の意識は、はっきりしており、システムとは同化されてはいない。

何故そんな激しい傷で生き残ってられたのか…それは体を濡らしている液体が原因だ。


龍が傷を負った時、黒が床に水たまりができる程薬を掛けたおかげで、瞬時に傷が治ったのだ。

しかし、超回復を促す薬であっても、原型を留めることはできなかった。

それ故、龍はゾンビ化していなくとも、異形化してしまったのだ。


龍「皆は…!?が!?くっあああ!!頭が!!」


龍は突然、激しい頭痛に襲われその場に倒れ込む。

そして、過去の光景が脳内を駆け巡る。

――――――――――――――

藪組(かぞく)と楽しく過ごした20年間

…そして一瞬にして家族が消えた瞬間


復讐に失敗した時、目の前に現れた・・・

――――――――――――――


龍(ん?誰に会った?)

“ズドボン!!!!”


龍はふとそう思った瞬間、顔の下から凄い音がすると共に、肉の塊が吹っ飛んでいく。

吹っ飛んだ瞬間に体がとても軽くなったのを感じ、とても重くなる。

龍はゆっくり顔を下に向けると、自身の体に穴が開き、そこから鉄骨が飛び出していた。


さっき吹っ飛んでいった肉塊は自身のものだと理解した瞬間、龍は震えながら自身に攻撃を加えた相手を確認する。


龍「ごふっ!ごぼ!!…あ、ああ(お前…!!く、そ)」


龍は相手を確認すると同時に力尽きる。

そしてその相手は満足そうに困っていた(・・・・・)

たった数時間で仲間が死んでいく世界!?

この死地を生き残るためにラボメンはどうやって行動していくのか!!

そして、龍を殺した謎の人物は!!


(狐)今回は『??さん』と『AIさん』はお仕事で、後書きには間に合いませんでしたね(^_^;)

  そんな状況に少し安心している私でございます(;´∀`)


(お)だから仕方なく私が来てるんだけどな


(狐)おぎゃるさんはむn…NGワードにさえ気を付ければ大丈夫ですから


(お)おい、今「むn」って…胸のことを言おうとしたか!?したか!?


(狐)いやいやいや!!被害妄想激し過ぎますよ、おぎゃるさんΣ(゜Д゜)


(お)怒らないから、何て言おうとしたか言ってみろ


(狐)NGワードっていうのは1つの単語だよw

『胸板』って言おうとゴホッ・゜・(゜Д゜;)


(お)…殴らないとは言ってないからな(´▽`*)

コホン…読者の皆さん♪

これからも『仮想世界の攻略デス』で私の活躍を待ち望んで貰えたら嬉しいぞ♪

それでは、今後ともごひいきに!

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