今日から特訓するわけですが?
この謎の場所に来てから3日ほど過ぎて・・・、
「この世界での戦い方を教えるわ。聡香ちゃんと拓也くんじゃ馬鹿にしてくるとおもいますし、ここは私が。」
ここらずっと彩奈さんに頼りっぱなし。やっぱ同じ転生者は説得力がすごい。
町外れの平原で修業・・・というよりは、基礎を学ぶことに。
「最初に敵と当たった時はテニスと同じスイングをしてたんだけど、やっぱり駄目だよな?」
「そもそもテニスのスイングがいまいちはっきりしないのですが・・・。」
あっそうだった。さっきの発言からして所属する部活動が違う・・・のかな。
そもそも彩奈さんの部活がなんだったのさえ分からないし。
とりあえず振って見せた。そのテニスでやってる振り方で。
「面で当てようとしてない・・?」
「・・・ラケットがあれなもんで。一応どんなのかわかるっしょ。」
「まぁ、その振り方じゃ流石にまとめて倒せないわよ。」
ですよねー。効率悪い。
そういやあの時は、しっかり斬ったときに炎が出たな。まぁこれからちゃんとした扱いを教わるわけだし、慣れていかなきゃなぁ。
「それから、『スターアタック』という強力技があるのだけど、今に至るまで一回くらい聞いたことがある?」
「スターアタック・・・あーそれなら、最初に来た時に聡香さんがつかってたな。エネルギードロップ・サンダーとやら。」
あれ、真下で見ると迫力が異常なんだよなぁ。
「それなら話が早いわ~。見せる必要なさそう。」
「・・・いやいやいや、出し方分からんのにそんな、見せる必要ないはおかしいって。」
「んー、そう?」
この人意外とマイペース・・・?
「えーと、出し方ね・・・そっか、まだ買ってないのね。」
「えっ?」
「専用の機械が要るの。あーもう~気がつかないなんて~~私のバカ。」
剣の面で困り顔しながら頭をたたく彩奈さんかわいいな。やっぱマイペースキャラ?
市場に行き、
専用の機械を買い、
戻ってきた。
ベルトによく付いてる工具のように腰の横に取り付けるらしく、まあ、ちょっと見た目がカッコイイ。
六角形の面に厚さはやや薄め、中央に黄色い鉱石らしきものが見える。
「ほぉ~、かっこいいなぁ。これで僕もスターアタックを使えるのか。」
「そうよ。まずは攻撃を当ててパワーを溜めるの。」
ほう。なんだかほんとにゲームみたいなシステムだ。
と、タイミング良いのか悪いのか分からないタイミングで聡香と拓也が帰ってきた。
「修業か~優太?・・・それは、クリスタルマシンか?となりゃ、相当な実力の持ち主だな?」
え?
「スターアタックを持ってるんでしょ?そういうヒトは大抵実力は上よ~、当たり前だけど。」
・・・バットタイミングでした。




