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10:神様の姿は……書いてないですよね?

『はーい呼んだ?』

 神様、軽!

『呼んでないのならまたな、忙しいのでな。』

いえ呼びました呼びましたごめんなさい。

『でなんじゃ?さっき出てったところだと思うが。命の危険とか無いじゃろ?後多少は融通利くようなところに堕ちた筈じゃが。』

はい全くもってその通りですありがとうございました。それでですね。魔法の使い方を教えてもらいたいのです。なんか急に戦わんとあかんことになったみたいで。

『そうか……あんまり殺生はしてほしくなんじゃが……』

 いえ、そこはそれ、力があれば手加減できますが無ければ死んでしまうだけですので、どうかお願いします。

『まあ、そうじゃな。というかヒントは言ったような気がするが、、時間がないか。ではちゃっちゃと説明するぞ。』

はい、何卒お願いしまんにゃ…申し上げます。

『何簡単な話だ。汝らの言語で言えば魔術の方が魔法より近いか。魔法陣であり言霊であるところの漢字を 魔力を込めて描くのじゃよ。確か、魔法の筆を汝に渡るようにしたはずじゃが……』

あ、あれですね。行き倒れの荷物に入っていたきれいな棒を思い浮かべる。

『そうじゃ、その世界は漢字と真名に強い力が込めれておる。だから全て仮名書じゃろ?お主も自分の本名を漢字で書いてはならぬぞ。それを知っていいのは名付け親だけなのじゃ。』

 いやそういう大事なことは先に教えてくださいお願い致します。

『ふん、知ったからいいではないか、ではな、わしも忙しいのじゃよ(ブツッ)』

 わ、切りやがった、ていうか電話かこれ!

 ていうかいいのか?なんかぱくり臭い……夢枕○先生とか漫画も小説もたくさんあるやんこういうの……いやたくさんあるからいいのか?そうか。そうか?

 ま、ええか。しらんけど。



「……殿。かねかつら殿。どうなされた?大丈夫でござるか?」

 うっ……今の怪電波交信でちょっと気でも失っていたか?

「何か白目をむいてブツブツと言っていたで御座るが、、大丈夫か?お疲れのご様子だが……」

 ハーピー殿!白目か!ダメだ恥ずかしい……。

「かねかつら様は体調を崩されてございます。少しお休みなされたほうがよろしいのでは。」

 ゴブ嬢がフォローしてくれたよ。ああ、もう少し!もう少しだけでいいから可愛ければ!

「申し訳有りませぬが、そうさせていただきます。一つだけ。米の刈り取りはいつ頃のお話か?」

「来週からおよそ十日をかけてこの集落の全てを刈り取る予定で御座います。」

 その後干して脱穀するまでは襲っては来るまい。

「ではすまぬが……」

「はい!ご案内いたします。」

 ゴブ娘が立ち上がりススッとやってくる。

「いえ私がご案内いたしますわ」

 ゴブ嬢が負けじと向かってくる。

 いやいや勘弁してよ、これがモテ期なんて嫌だよまだ2回残してるけど、ちょっと残念すぎるて……。

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