表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雪夜の魔法  作者: 桃姫
黒の魔法――The night darkness deepens more and more――
39/51

39話:学校生活

Sceneショウキ

 俺は、久々に学校に登校した。学校の近くにあったビルが倒壊したからだ。

 ビルが倒壊したのは、一週間前の明け方。寝ていたため全く気付かなかったが、かなり酷い状況で、死傷者が出なかったのは本当によかったと思う。

 という訳で、学校に来たのは良いが、たかが一週間の休みだったというのに、結構な久しぶり感を漂わせている。俺は、まず、爆睡中のユキネを引っ張って、教室まで行き、席に設置した。すると、一週間ぶりにあった、佐薙が、現れた。いつもの元気の良さは何処へ行ったのか、テンションが低い。炎系を使うからといって、冬になるに連れて元気がなくなるという話は聞いた事が無いのだが……。

「どうした、何かあったか?」

「うぅ~。馬鹿のせいで取り調べうけてた」

 取調べ?とうとう警察に厄介になったか?

「何なの、あの男。君のパートナーである、魔法使いだが、何か知ってることはないか?とか。知らないわよっ。あんな奴」

「はあ?意味わかんないんだが?」

「あの会社、ぶっ潰したのが、私の相方らしいのよ。んで、この間の龍輝とか言う奴が取調べをね」

 【黒減】が取調べ、と言うことは、「銀十字騎士団」が本格的に動くレベルにヤバイ魔法使いか。

「しかし、相性の悪そうな取調べだな」

「まあ、あいつも苦々しげな顔してたけどね」

 しかし、俺は、査問が出張ってくると思ったのだがな。

「何話してるの、ショウキくん♪」

 ん?しなのがやって来た。しなのと会うのは、実質二日ぶりだ。治療の具合を聞くために、何度かうちに呼び出していた。ちなみに、手紙の件は無かった事にして欲しいと言われた。

 コレは、俺の予想であるが、魔法使いである俺の足手まといになる可能性を考えてくれたのだろう。全くもって、なんと言えば良いのやら。

「おはよ、しなの。大丈夫か?」

「うん、大丈夫。それより、冬海さんのほうがだいじょばなそうだけど……」

 確かに大丈夫ではなさそうだが、だいじょばなさそうって……。

「まあ、あれは常に寝てるから、気にしたら負けだよ」

「まあ、そうね。で、何話してたの?」

 しなのが聞いてくる。

「コイツのパートナーがあの会社潰したらしくて、その話」

「どんな魔法使ったら、そんなことになるのかしら。パートナー同士は似るってことかしらね」

 しなのは言う。

「ちょっ、あんなやつと一緒にしないでよ。あ~でも、この二人見てると似てるのは納得できなくも……」

 俺とユキネを見てそんなことを言う。

 俺とユキネってそんなに似ているか?

「サボり癖とか、居眠り癖とか、そっくりじゃない」

「あ~、確かに」

 しなのと佐薙が談笑をする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ