第2話 発見
この1週間でわかったことがある。
まず1つ目はこの家の両親2人ともクソ強いということだ。
まず父親のセルン、こいつは元最強の剣術士で魔法も上手いらしい。
次に母親のシムナ、こいつの親は貴族でとても裕福だ。
ただ家は一般家庭が住む2階建ての家だ。
どうやらこの2人は駆け落ちしたらしい。
そしてこんな田舎に住んでいるということだ。
幸い、父親は時々魔物を倒し、金を稼いでいる。
こんなに恵まれた環境はなかなかないだろう。
とりあえず、俺は異世界転生をしたからには魔法を使いたい。
それにこの世界の人は初歩魔法は当たり前のように使うようだ。
だが何をすれば良いのかまったく分からない。
それどころかまだ歩けていない。
しばらくは大人しく歩く練習をしないとな。
「おはよう!リーズン」
そう言いながら俺を抱き上げたのはシムナだ。
「相変わらずかわいい子だ」
両親ともに親バカのようだ。
「それじゃあ行ってくるよ」
セルンは昼間はギルドで仕事を貰って働いているようだ。
そうして1年のときが過ぎようとしていた。
俺はようやく歩けるようになり1歳になった。
そして俺は物置部屋で寝そべっていた。
まだ少ししかこの世界の言語を使いこなせていない。
しかしそのうち覚えるだろう。
魔法を覚えるには誰かから教えてもらうしかない。
俺はこの1ヶ月で頑張って文字を読めるようになった。
そうなればできることは一つだ。
本で覚えるしかない。
「リーズン、何をしてるの?」
まずい、シムナに見つかった。
ここは一時撤退だ。
俺はまたベッドに戻された。
そんな時だった。
俺は近くの机に無造作に置かれている本を見つけた。
目を凝らして本のタイトルを見た。
するとちょうど俺が読みたい魔術に関する本のようだった。
なんとかしてあれを読みたい。
ちょうどシムナが別の部屋に行こうとしていた。
今だ。
俺はすかさずベッドから抜け出し、机の上に乗った。
よしよし、これだな。
俺は本を頑張って抱え別の部屋に逃げた。
本を開いてみた。
目次には魔法を大量に紹介しているページと魔法の出し方について書かれているページに別れていた。
まずは魔法の出し方を知らないとな。
えーと、この本曰く魔法を出すために必要なことは3つらしい。
まず1つ目は使いたい魔法の仕組みを理解すること。
2つ目は自分の持っている魔力を手から放出するイメージを浮かべること。
そして最後の3つ目は魔法を使ったときのイメージをすること。
意外と簡単そうだ。
まずはいちばん簡単な魔法から試そう。
どうやら一番簡単な魔法は炎魔法で手から小さな火を出せるらしい。
そして呪文はファイアらしい。
そのまんまだ。
まずファイアの仕組みは自分の魔力を火に変化する魔法だ。
次に手から魔力を出すイメージをした。
そして出した魔力を火に変化をするイメージだ。
「ファイア!」
手から小さな火が出た。
このときの俺は気づいていなかった。
ここで火を出せばどうなるかを。
「あああ!!!」
部屋に引火してしまった。
俺が叫ぶと同時にシムナが急いで向かってきた。
「どうしたの?リーズン」
やらかしてしまった。
「大変!ウォーター!」
シムナが水を出してくれたおかげで火事にはならなかった。
「それにしてもどうして火が?」
そしてシムナは俺の傍にあった本を見た。
「まさかね、、、」
そのまさかです、シムナさん。
俺は魔法を出したせいか、とても疲れた。
俺は真面目に反省をし、ベッドと言う名の牢獄に戻った。
その後俺は毎日魔法の勉強をした。
俺は魔法についていくらかわかった。
まず魔力は毎日魔法の修行などをしていれば徐々に魔力総量は増えることだ。
やはり魔法を習得するにはやはり実践が必要なようだ。
「おはよう、リーズン!」
父親が起きてきた。
「おはよう、父さん」
するとシムナも起きた。
「おはよう、母さん」
母さんも起きた。
そしていつものように食卓で3人朝食を食べた。
するとセルンが口を開いた。
「リーズン、たまには外で遊ばないのかい?」
そういえば俺は一度も外で遊んでいない。
そもそも精神年齢が大人だ、そして俺は引きこもりだ。
よって俺は一度も外で遊んだことがない。
「わかった!父さん、今日外で遊んでくるよ」
勢いで承諾してしまったが今日はそのへんでぶらぶらしておこう。
「では、言ってきます!」
俺は外に出た。
とりあえず近くの街に行くことにした。
俺は走って行った。
周りの畑を走り抜けて街に着いた。
そして俺はとにかく本屋に向かった。
そんなときだった。
「うわ!」
俺は同じぐらいの年の女の子とぶつかった。
「すみません!」
俺はその子と目が合った。
この出会いが俺の転生ライフを大きく変えた。
いかがだったでしょう?
最後に出会った子は果たして誰なのか!
乞うご期待!




