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階層探索・1

迷宮の探索でダラダラ書いてもしょうがないですし、変化が出るまで飛ばしますかね…やるとしても2、3回はそのまま投稿しますが。


では、どうぞ

迷宮には地上に存在するような特徴を持った階層がある。その階層ではそれに付随した特徴のあるものが採れることが多い。例を上げるとするならば、森林であれば木であるし、岩場、もしくは鉱山のような場所であれば鉱石が取れると言ったものだ。

それを目当てに迷宮に潜るものも多いが、それ用の道具と知識を持っていないといけない上に、より深い層に行かなくてはいい素材が取れなかったりするので、基本冒険者などを雇った一部の鍛治職人などしか行かなかったりもするが、迷宮そのものが資源の塊といってもいいだろう。


─『迷宮について』より一部抜粋


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「あ、あちぃ」


零刀が新しい階層に来てからの一言目はそれだった。


零刀が見回すとそこは円状の広場のようになっており一箇所通路があるのみの場所である。


「…やっぱりねぇか。あわよくば『解析』して帰れると思ったんだがな」


零刀が言っているのは『転移結晶』のことである。本来、それぞれの階層に、ひとつずつ。階層の始めの部分に『登録結晶』というものがあり、それに『転移結晶』を登録することで次回からその階層に『転移』できるということなのだがそれが、無い。


「てか、階段すらねぇのかよ。【魔法陣】で来たのはいいがさっきの階層に行く【魔法陣】すらねぇっつーことはやっぱりさっきの階層で階層が見つからなかった・・・・・・・・んじゃあ無くて無かった・・・・ってのが正しいのかもな。ハァ、こりゃあ本格的に下を目指すしかねぇってか」


そう、この階層には本来あるはずの前の『登録結晶』だけでなく前の階層への移動手段すらないのだ。

なのでもしかすると、先ほどの階層でも同じだったのではないかということだ。


「まあ、それはこれからの方針が固まったってことでいいんだろうが……くっそ、何でこんなにあちぃんだよ」


と、愚痴りながら通路を歩く。


そう、この階層かなり暑い。と言うか、心なしかオレンジに染まっている気がする。


そして零刀が通路を抜けた先にあったのは─


「……ウソだろ?」


─溶岩だらけの階層だった。



「そりゃあちぃわ。…とりあえず、この暑さはどうにかしねぇと」


と言って、『魔素支配』を使って体の表面に薄く『魔素』を拡げてコーティングしていく。


「よし、これでちったぁ楽に─」


─称号『適応者』の効果が発動します。


固有技能ユニークスキル『熱耐性』を習得しました。


「おいっ、いや、便利だし嬉しいんだけどさ…もうちょっと早く仕事しろよ。…ハァ、『解析』」


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熱耐性


空気や水などの熱に耐性を得る。

火の場合、熱に対しては効果を発揮するが火そのもののダメージは防げない。

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「なんか地味にスゲェな。ってこたぁ溶岩も触れなきゃ大丈夫ってことか……この階層だと重宝しそうだな。それにこの階層なら鉱石類にも期待できそうだ」


と言ったところで【魔素感知】に反応がある。


「早速お出ましか!」


そして現れたのは─



─五メートル程もある大きなトカゲだった。


「………『解析』」



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なし LV83 Age68

種族:オトナドラゴン〔魔物〕

称号:

体力 18000/18000

魔力量 700/700

魔力 800

筋力 6000

敏捷 6000

耐性 18000

魔耐性 5000


固有技能ユニークスキル〉:火耐性


技能スキル〉: 炎操作Lv8 炎纏Lv6 火属性魔法Lv5 硬化Lv8 爪術Lv6 身体強化Lv3


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「やっぱりアレだよな。さっきの階層にいたコンロくんコドモドラゴンの親戚か?…いや、どちらかというと親か?てか『耐性』たけぇな」


ちなみに、『コドモドラゴン』と『オトナドラゴン』はそういう意味ではなく、たまたま『コドモドラゴン』を見た人が小さいドラゴンのようだ、ということで『コドモドラゴン』という名になり、その後でデカイ『コドモドラゴン』がいると言う話になり『オトナドラゴン』と言う名前になっただけである。


(さて、どうしたものか……『耐性』がたけぇから普通に斬っても斬れなさそうそいだしな……)


零刀はそんなどうでもいいことを言いながらもどうやって倒すかを考えている。


その間にオトナドラゴンはこちらに向けて口を大きく開いている。


そこには火が見え─


「─あ、ちとヤベェな」


─火炎放射器のような火の吐息ブレスが吐き出された。


「【火球】じゃねぇのかよ。ならどうにかなるな。『錬成』【土壁ウォール】」


たちまち零刀の目の前に壁が現れ、火の吐息ブレスを遮る。

壁は熱され、だんだん赤くなっていくが溶ける様子は無い。


「まあ、そりゃそうか。こんだけ熱いところにある上、溶岩に触れても融けねぇような地面だ。この程度の吐息ブレスなら融けるわけねぇよな」


と言って、吐息ブレスが止んだのを見計らって『瞬動』を使って飛び出す。


それに対してオトナドラゴンは爪で切り裂くような攻撃を放つ。


大きさが五メートルもあるのだ。その爪は剣と比べても遜色ない上に『爪術』の補正も相まってかなりのものになっている。


食らえばタダでは済まないが─


「『錬成』【泥沼マッドマーシュ】」


─それは食らえばの話である。


突然足元が泥沼になったことによって、狙いがそれ爪は零刀のすぐそばの地面を抉った。


「やっぱデケェヤツにはこれが効くな。んー、ならちょっと試してみるか」


零刀はオトナドラゴンの背に乗り、首あたりに手を乗せる。


無論、オトナドラゴンも暴れるが全ての足が【泥沼】にはまっており、上手く動けていない。


「『錬成』」


零刀が呟くと、黒い魔力が流れ込みみるみるうちに鱗が黒く染まり、砕けていく。


そして砕けたところに剣を突き立て、絶命させる。


「ふむ、やっぱり【破壊】を薄めないまま『錬成』するとこうなるか『喰らえ』【喰らう者ソウル・イーター】」


黒い魔力が竜の顎を成し、喰らう。


「…ごちそーさまでしたっと、………なんか『生体魔素』が減って『瘴気』が増えてやがる?…まあ、いいか。『ステータス』」



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神野 零刀 Lv40 Age15 男

種族:不明(現在解析中)

職業:練成師

称号:禁忌 再生 変異者 喰らう者 適応者

体力 16000/16000

魔力量 9000/9000

魔力 4500

筋力 9500

敏捷 7500

耐性 18000

魔耐性 6500


固有技能ユニークスキル〉:錬成 魔素支配 再構成 完全記憶 解析 無属性魔法 変異 瘴気耐性 熱耐性


技能スキル〉:剣術Lv8 瞬動Lv8 魔道具作成Lv5 痛覚耐性Lv10 魔力回復速度上昇Lv8


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「あー、『ステータス』の方もそんなん関係なく変動してるし、気にすることでもねぇか。……腹減ったな。そういや変態ヴァインスグラトニアと戦う前に食ったうさぎが最後か。そりゃ腹も減るわ」


と言い、先に進む。


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【『ハズレ』と言われた生産職でも戦いたい!!】
並行して書いているものです。

【ココロミタシテ】
何となくで書いた詩です。
これらもよろしくお願いします。
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