原生林の奥で涙を探す羊飼い
日本語の読者の皆様へ
はじめまして、サトリアと申します。インドネシアから参りました。
私はファンタジーの世界を創ることが大好きで、現在は日本語を一生懸命勉強しています。
この物語は、私が想像した広大な世界「サウザロス」を舞台にした冒険譚です。
錆びた鎧を纏う若き羊飼いラガと、彼が追い求める「青き宝石」の謎。
ヴェダルロリアンという冷たく湿った王国の空気感を、皆様にも感じていただければ幸いです。
私の日本語はまだ修行中の身であり、至らない点も多々あるかと思います。
ですが、言葉の壁を越えて、私の描く物語のワクワク感が皆様に届くことを心から願っています。
それでは、ヴェダルロリアンの広場へ、そしてラガの旅路へ。
どうぞ、最後までお楽しみください!
冷たく湿った原生林に覆われたサウザロス(Southeros)の地に、**ヴェダルロリアン**という名の壮大な王国がそびえ立っていました。その王国は、かつてないほど巨大な神々の神殿を建立したことでその名を轟かせていました。
ヴェダルロリアンの民は、**プリシラ**を調和の女神として崇め、彼女が信徒たちを深く慈しんでいると信じていました。行き交う羊飼いから果物商に至るまで、ヴェダルロリアンの人々は皆、自分たちの荷車や店を鮮やかな青色の「水流のシンボル」で飾っていました。
王国の広場にある噴水の頂上には、司祭たちの手によって、調和の女神プリシラの完璧な姿を模した石像が安置されていました。それは、器から池へと水を注ぐ優美なポーズを象ったものでした。
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その広場の片隅に、**「ロッキー・チャッキー・スパイシー(Rockky-Chukky-Spicy)」**という名のファストフード店がありました。
広場の近くに位置するその焼き鳥専門店は、多くの人々で賑わっていました。客たちは「ロッキーの焼き鳥は、痺れるほど辛くて最高だ!」と口々に言いました。店主のロッキーは、内装をクラシックかつ豪華に彩ることでも知られており、壁には盾や剣が飾られ、親指を立てる鶏の絵や、水たまりに触れるプリシラ女神の絵画が掲げられていました。
店の最前列のテーブルでは、錆びついた銀色の鎧を纏った一人の青年が、物思いに耽りながらゆっくりと焼き鳥を食べていました。彼は頭の中を占める思考に没頭するあまり、隣に座る男の存在すら気にかけていない様子でした。その隣には、**スパルタ兵**を彷彿とさせる巨体の男が、野生の熊が獲物を貪るかのように、凄まじい勢いで焼き鳥を平らげていました。
「おい、若造。よもや『赤い月』でも見てしまったのか? 顔色がひどく青ざめているぞ」
大男は青年に問いかけました。
青年は一瞬だけ大男に視線を送り、脅威がないことを確認しました。対して大男は、先ほどの問いを無視されたことに憤りを感じ、苛立ちの混じった視線で青年を睨みつけました。
「俺の名は**ラガ**。多くの者は俺を『勇者』と呼ぶが、実際は青い宝石の行方を知りたいだけの、田舎の羊飼いに過ぎない」
ラガが口にした「青い宝石」という言葉を聞いた瞬間、大男は驚きと疑念を抱き、目を細めました。
大男は、ラガの中に自分自身の影を見出しました。彼は、女神の涙という神聖なものが地上に落ちて宝石となり、凡人に何らかの力を授けるという伝説を、完全には信じていなかったのです。
「小僧。その好奇心は捨てておけ。これ以上首を突っ込むな」
大男はそう忠告しましたが、ラガは皿の上の焼き鳥に視線を戻し、再び彼を無視しました。
「ふん、大馬鹿野郎め。俺の話を聞いていないのか? 本気で探しに行くつもりか?」
「……いや。ただ、少し新鮮な空気を吸いたいだけだ」
ラガは席を立ち、注文した激辛焼き鳥と温かいミルクの代金、わずか**36ルプ(ruph)**を支払いました。会計を済ませると、彼は「クリン……クリン……」と鎧を鳴らしながら、ゆっくりと店の出口へ向かいました。
外へ出ると、ラガの瞳にはサウザロスの美しく澄み渡った青空が映り込みました。追いかけっこをして遊ぶ子供たちに目を向け、さらには飛び立つ鳩の群れ、そしてヴェダルロリアンの大神殿から覗く巨大なプリシラ女神像のシルエットへと視線を移しました。
「……大げさすぎる」
彼は独り言を漏らし、王国の広場へと足を進めていきました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!サトリアです。
ヴェダルロリアンの広場での物語、いかがでしたか?
36ルプの激辛焼き鳥、私も一度食べてみたいものです(笑)。
ここで少し、お伝えしたいことがあります。
私はインドネシア人で, 現在は日本語を一生懸命勉強している最中です。そのため、文章の中に不自然な表現や、誤った文法が含まれているかもしれません。読みづらい箇所がありましたら、心よりお詫び申し上げます。
もしお気づきの点がありましたら、優しく教えていただけると幸いです。皆様のアドバイスを糧に、もっと素晴らしい物語を書いていきたいと思っています!
錆びた鎧を纏うラガの旅は、まだ始まったばかりです。
次は、冷たい森の向こう側でお会いしましょう。
それでは、また次の章で!




