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ハインリッヒの旅枕  作者: えくぼ えみ
第三部 氷霊が啼く
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第三部 粗筋

 

 外界には有数の魔石採石場が各所に存在している。その一ヶ所に現在は封鎖され、悪天候により立ち入り禁止となった山があった――。


 しばしの休暇を過ごしていたハインとクラウンの下に、新たな仕事が舞い込んだ。

 内容は武器の配達、そしてもう一つは42番地郊外にある一件の配達。


 42番地は寒冷地帯であり、年中雪が振り続く小さな町村であった。またそこから少し外れたところに、大きな山が聳えている。


 常に吹雪に見舞われた雪山は人々から《氷霊山(ひょうれいざん)》と畏怖され呼ばれており、一軒の家を除いてほとんど人は住み着いていない。


 その(ふもと)に位置する42番地の村長であるスノーシルから、二人は過去に起こった採石場での事故の話を聞かされる。一方でクラウンはハインとの間に交わした『禁術』の抜け穴を探していた――。


 氷霊山にまつわるある女性と、犠牲者たちの話。謎の写真から導き出される、新たな布石とは。


 ハインリッヒの旅枕、第三部『氷霊が啼く』近日公開。




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