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難多き青春  作者: レモン
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第二十二章 新しい友達2

新しい友達ができた

希望で胸がいっぱいになる

私はなぜか

アホみたいに泣きたくなる


 この詩、ちょっとカッコ悪くてごめんなさい。でも、この学校で新しい友達ができるのが久しぶりで。本当に泣きたい気もする。嬉しくて…混乱していて…


 キャリーとクリスティーナから離れて一番心配していたことが何だったか分かる?それはゆとりの時間だった。

 ジェシーは詩のクラスではなく、芸術のクラスに入っていた。

 キャリーとクリスティーナは詩のクラスにいることはご存知の通り。(クリスティーナは二学期から入った。)

 それはどういうことか分かる?それはキャリーとクリスティーナと一緒でありながら、一人ぼっちということ。

 もちろん、キャリーとクリスティーナ以外にも詩の教室で話せる人はいる。でも、突然違うグループの友達の輪に入ることはできない。だから中学生は学校生活に困ってしまうのです。

 それに、それまではキャリーと詩を共有していた。もうキャリーと詩について語り合うことができないのは少しさみしかった。まあ、できないわけではないけど、勇気がなかった。

 キャリーは詩がとても上手。私たちはクラスで一番輝いているペアだった。まあ、そのペアがあったのも短いことだったな。

 「皆さん、こんにちは!」スワンソン先生が教室に入ってきた。彼女は詩のクラスの担当の先生である。

 「みんなにニュースがあるの。今月、一年に一度の詩のコンテストを開催します。」

 喜ぶ人もいれば、唸る人もいた。私の顔は輝いた。詩のコンテストですって?わあ、勝てるかも!

 「パートナーを選びます。優勝したペアにはプレイランド9のチケットをプレゼントします。」

 「えー、もう行ったことあるわ。」キャリーは文句を言った。

 「また行けばいいじゃない。」スワンソン先生は答えた。

 私はキャリーを睨み、怒りが湧いてきた。彼女はもう自分のペアが勝つと確信しているのか?キャリーとクリスティーナのペアが優勝して、私は彼女たちがジェットコースターに乗っている間家で一人さびしく過ごすとでも思っているの?そんなことはあってはいけない。

 その時、私の頭の中で疑問が生じた。私のパートナーは誰になるの?

 私は急いでクラスの人の人数を数えた。二十人。

 私は安心して溜息をついた。これで私は誰かしらとパートナーになれるだろう。ただ、誰とパートナーになるのかとてもドキドキしていた。

 もしその人がいやいや私のパートナーになったらどうしよう。私は恥ずかしくて死んでしまうだろう。

 「はい、ではまず皆さん、パートナーを見つけてください。」

 スワンソン先生がそう言った時、私は緊張でつばを飲み込んだ。

 みんなは立ち上がって動き回ったが、私は椅子が床をこする音や、みんなが一斉に話し出す声を聞きながら凍りついてしまった。私は横を見ると、キャリーとクリスティーナが腕を組んでいた。前は三人だったのに、今彼女たちはペアで私は…私は心の中に穴があいてしまった。目には涙が浮かんだ。誰にも目を見られないように、私は下を向いた。

 「あ…あの…えーと…」

 その時誰かが私の前に立っているのを感じた。その「誰か」は私に話しかけようとしていた。

 嫌だわ、とても上なんて向けない。きっと涙がこぼれてしまう。「はい?」

 私の声は震えていた。私は誰に話しているのかすら、分らなかった。もちろん、キャリーでもクリスティーナでもスワンソン先生でもなかった。

 「私のパートナーになってくれる?」その「誰か」は聞いてきた。

 私は頷いたが、視線は床に向けたままであった。『これは全部キャリーとクリスティーナのせいよ』と私はみじめに思った。

 「ありがとう」とその「誰か」は言った。

 私は何度か深呼吸をした。そろそろ落ち着かないと。私はゆっくり3まで数えた。『1…2…3!』

 私は顔をあげた。幸いにも涙はこぼれなかった。しかし、その「誰か」はいなくなっていた。

 私は少しパニックした。今、誰とペアになったか全くわからなかった。気が散っていて、声すら覚えていない。

 「スワンソン先生にペアになったこと伝えたよ。」

 私が振り向くと、これまで話したことのない女の子がいた。ほとんど知らない女の子だった。

 私は弱々しく微笑んだ。「ありがとう」とかすれた声で言った。

 本当に変な感じ!


 「トピックは青です。六行で、ABABCCの形にしてください。つまり、最初の行の最後の言葉は三行目と韻を踏み、二行目の最後の言葉は四行目と韻を踏み、五行目の最後の言葉は六行目と韻を踏みます。あと、音数がそろうようにしてください。」スワンソン先生は言った。

 青。青について考えると、真っ先に頭に浮かんだのはみじめさであった。みじめさを色で表すなら、きっと灰色がかった青であろう。とても憂鬱で暗い。きっとそれが、みじめさに含まれる重さと痛みなのであろう。そして、薄れかかっている。それが、みじめさの中の弱さやどうしようもなさであろう。

 そう、私はこうやって詩を考える。すべては抽象的な考え方から始まる。ただの韻を踏んだ文ではない。それは私の気持ちであり、心であり、感情である。

 「あの…えっと…」

 私は想像の世界からパッと覚めた。この子はいつも私の注意をひこうとするときに「あの」とか「えっと」って言う。なぜ私のことを名前で呼ばないのだろう。私は彼女を見た。「何でしょう?」

 「あの…何について書くといいかしら。」

 「私もまだ分からないわ。」私は答えた。「でもちょっと考えていたのは―」私は今何考えていたか言おうと思ったが、すぐに思いとどまった。私はこの子のことをほとんど知らないことを思い出した。いきなり「みじめさ」については語れない。彼女は笑うか、私のことをイカれていると思うだろう。「いや、実は何も思い浮かばないの。あなたはどう思う?」

 「うーん、分からない。何でもいいわ。」

 私は顔をしかめた。これが、よく知らない人と何かしようとする時の難点だ。何でも言ったりしたりしていいわけではない。自分でいることができない。

 私はキャリーとクリスティーナの方を見た。二人は真剣に話していた。私は拳を握った。『私は彼女たちに勝たせないわ。絶対に。』私はなぜか二人をライバルのように思ってしまう。もしかしたら、ちょっと怒っているのかも。

 「それなら青に関係する言葉のリストを作ってみない?」私は尋ねた。

 「いいわよ。」女の子は同意した。

 私は紙と鉛筆を取り出した。「青ね…結構難しいわね。」私はつぶやき、額にしわを寄せた。

 「あの…青鳥とか?」女の子は言った。

 私は彼女に微笑んだ。「まあ青鳥は確かに青いね。ブルーベリーは?」

 女の子は笑った。「私たちとても想像力豊かね。」

 私はこの子が意外と面白いことに驚いた。いつも恥ずかしそうに話すからシャイなのかと思っていた。

 私は、私たちが「友達」なのかただの「課題のためのパートナー」なのか分からなかった。まあ両方かもしれない。もしかしたら、しばらくしたら本当の友達になれるかも。もしかしたら、彼女はとてもいいかも。私はキャリーとクリスティーナの方を、そうね、5回目ぐらいに見た。でも、今度は彼女たちを恨めしそうに睨んだりしなかった。ただ、とても…不思議だった。こういう課題で親しい友達と一緒になるのはもちろん楽しいこと。でも、もしキャリーやクリスティーナと組んでいたら、この女の子と知り合うことはなかった。もしかしたら、私はラッキーかも。楽観的に見れば。

 「豪華はどう?青の形容詞として。」女の子は私の黙想を遮って聞いてきた。

 「意地悪はどう?」私はまた、「みじめさ」のことを考え始めた。

 数分後に授業は終わった。スワンソン先生はクラスを解散させた。

 「このリストどうする?」女の子は聞いてきた。

 「私が来週まで持ってるよ。」私は彼女に言った。

 「分かった。」と女の子は笑顔で言った。「あと…パートナーになってくれてありがとう。私の友達はみんなペアを作っちゃっていたから、誰と組むことになるか心配していたの。」

 「私も。」私は彼女が私と同じような状況であったことに少し安心した。まあ、私の場合、誰もこのクラスに友達はいなかったけど。

 「一緒に帰る?」女の子は聞いてきた。

 私はうん、と言いたかったが、ジェシーと一緒に帰る約束をしていた。「ごめん。今日は難しいわ。」

 「あ、そう。それじゃあね!」彼女は手を振り、教室を出て行った。

 彼女が悲しそうだったり、残念そうだったりしなかったので、安心した。結構いい友達を作れた。私は友達作りに関してはラッキーな方だ。

 芸術の教室に向かう間、私は軽く鼻歌を歌いながら、私たちの作ったリストを見た。

 リストは:青鳥、ブルーベリー、豪華、意地悪、明るい、素敵、冷たい、刹那、怒っている、美しい、刃の様、ファッション的、かわいい、デニム、氷、涙、おちゃめ、悲しい、弱い…

 どの言葉が私ので、どの言葉が彼女のか当てられるかな?


 私は今、あることに気づいた。彼女と私はお互いの名前を知らなかった。まあいいわ、また今度聞くから。

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