番外編:ルーミアの友達
手抜きとか言わないで(処刑
紫が言った方向の木には妖怪が二匹いた。
その妖怪達は紫の言葉が聞こえたとき少し反応していた。
と言うことは私はあの妖怪達にどうすれば友達が出来るか聞けるのだろうか?
そう自分の中で決断し声をかけた。
「おーい!そこの二人!ちょっと話をしよう!」
私が遠くの木に隠れる二人に声を掛けた
するとその片方の妖怪が出てきた。
「うん。いまいくよ」
そういい緑色の髪をした妖怪が私の方に飛んできた。
もう片方の妖怪はまだ影に隠れて出てこようとしない。
「あの……さっき紫が言っていたんだが……」
「ねぇ……君さ……あの技どうやったの!? とってもかっこよかったよ!」
「……あ、うん」
「それでさ……さっき私とミスチーで話をしたんだけど……あ!ミスチーって言うのはあの影に隠れている妖怪のことだよ。実際の名前はミスティアって言うんだけどね。」
「うん」
彼……いや彼女は自分の事を一生懸命私に話してくる。
私が今話しかけたところで彼女の耳には入りそうにない。
ならこのまま聞き続けるのもありだな
そういいルーミアは緑髪の妖怪の話に耳を傾けた。
「友達になってくれない?あんなかっこいい技を使えるなんて私たちも知りたいし!」
「……友達?」
「そう友達!一緒に遊んだり一緒にご飯食べたり一緒にお話したいからさ!ね?いいでしょ?」
「……それが友達なのかー……」
紫が言っていた友達とは
こういうことが答えか?
私がしてきた事を否定した答えがこれか?
ふ…馬鹿らしい…
こんな簡単なことだったのか……
どうして気付けなかったんだろう…
「ねぇ?いいでしょ?」
「……うん。いいよ。」
「……!!やった!」
そういい緑髪の妖怪は喜びながら跳ね回った。
そして木の影の妖怪に向かい声を掛けた。
「ミスチー!この子……えっと名前は?」
「ルーミアだよ」
「ルーミアが友達になってくれたよ!」
そう伝えた。
あ……この緑髪の妖怪の名前聞くの忘れてたな…
「ねぇ……貴女は名前何て言うの?」
「!そうたったね!いい忘れるところだったよ……私の名前はリグル・ナイトバグだよ。これから宜しくねルーミア」
満面の笑みでそう言ってくるリグル
あぁ……紫……
お前が私に問い掛けた答えがやっとわかったよ……
友達とはこうやって暖かい笑顔で交流し笑顔を振り分けれる関係にあると言うことなのだな……
「えぇ…これから宜しくね。リグル」
気付かせてくれてありがとうな……
「よし!じゃあルーミア!あの木陰に行ってミスチーと一緒に話そうよ!」
大妖怪……八雲 紫……




