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東方銀狐録  作者: 通りすがりの紳士
大妖怪退治
39/49

神社でただ飯の回

お腹減った…

ハヤシライス食べたい

ハンバーグ食べたい

炒飯食べたい

拉麺食べたい

焼きそば食べたい

肉も食べたい


あ、今回もゆっくりしていってね

~紫side~


「それで?今日あの妖怪を退治しにいくんでしょ?」


「そうね。9時位に山に入って探すわ」


「そう…いきなりだけど銀も連れていって良いかしら?」


「当たり前じゃない!噂の銀様よ!? 連れていかないなんてどういう身分知らずよ!」


「……えぇ。」


ふぅ…

これで銀と籃と私で妖怪退治が出来る環境を作れた…

籃の戦闘力は知らないけど神化した銀は強いからね。

まぁ妖狐状態でも私10人分の力はあるからね

これで妖怪を退治するのは手こずらず出来そうね。


「それじゃ神社に上がりなさい。お茶でも出すわ」


「あら、妙に優しいわね夢花。」


「どうしてかわかる?」


「……銀?」


「正解。はい、早く上がりなさい。そこの式神も上がらせなさい」


「はぁ……本当に銀が好きなのね……分かったわ」


そういい私は銀と籃を呼び神社に上がった。


~籃side~


「ふぅ…中は思ったよりキレイだな」


「そうですね」


銀はあの後私と話をしていたら落ち着いたらしく今はとても元気だ。

さっき落ち込んでいた内容はとても銀にしか無いような内容だろう。


内容だけに



「ねぇ紫……ここ寒くない?」


「えぇ……まだ夏なのに寒いわね……」


………ふっ


そんなことをしていると夢花さんがお茶を持ってきてくれた。


「あ、有り難う御座います」


「スズゥゥー」


「あら?式神は偉いわね。それに比べて主は汚いわね(笑)」


「……籃いちいち私がからかわれる様なことしないでよ。」


「……え?す、すいません」


「もお、紫!それは自分勝手だよ!」


「ほら見なさい。銀様もいっておられるわよ」


「何でそんなに銀にだけ従うのよ……」


「巫女ですから」


「はぁ」


そんな感じに私たちはちゃぶ台を囲み色々な話をした。

時間がとても早く感じるほどとてもとても楽しかった。

こんな事は産まれてはじめてだった。

私は産まれて、顔が美人だと評判になり天皇に呼ばれて后となるため一緒の邸に住み…そして色々な事をした。

だがこうやって正面を見ながら話したのはその時全然なかった。

というより主は私をだんだん『者』とではなく『物』として扱うようになった。

そして最後は裏切られた。


そこからこの場面に本当にこの道を選んで良かったと思う。

本当にここまで導いてくれた銀に感謝しないとな。


「じゃあ、ご飯作るからまっててね」


「はーい、待ってるわよー」


あぁ…幸せだな…


~銀side~


うーん…

さっきから籃が黙ってるから楽しくないのかな?と思って顔を眺めてたんだけど……

いま凄い幸せそうな顔をしてるんだよね

何かよかったねって思えるよ

そして紫は相変わらず寛いでるね。




それにしても私達がここに来た理由って何だ…?


ご飯を無料で貰うためか?

いや違うね……多分


まぁ紫に聞いてみようか。

私を夢花とか言う人に見せるだけが本当の目的なのであればもう帰ってもいいだろうから聞いてみよう。


「ねぇ紫……」


「ん?どうしたの銀?」


「あのね。今日ここに来た目的って何?」


「……」


「……」


静かな空気が流れる。


「あぁ、妖怪退治よ」


そう言う声が意外な所からくる


そう夢花だ


「ちょっ!夢花!何で言うのよ!」


「……何で言わないのよ」


「そ、それはほら!あれよ!」


どうやら紫は単に私達にあまり教えたく無かったようだ

それにしても何故言いたがらなかったのか…

まさか、私の実力が心配で!?

嫌々いや紫に限ってそれは無い。

紫は私の強さを痛いほど分かってる。

え?じゃあまさか私に断られるのが恐かった……とか?


「紫…言わなかった理由って私に断られるのが恐かったから?」


「……えぇ」


「そ……それだけ」


「それだけですか」


「それだけなの!?」


皆から出てくる否定の言葉紫に刺さる。


「わ…悪かったわね!と言うことで事情はわかったでしょ!今日の夜妖怪退治に行くからね!」


「はーい」


そして会話が終わった私達は夢花の運んできた晩飯を食べ始めた。

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