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東方銀狐録  作者: 通りすがりの紳士
大妖怪退治
38/49

神社への道中

~準備完了~


「準備出来た?」


私が二人に問い掛ける


「えぇ、出来たわよ」


紫が真っ先に答える


「私も出来たぞ」


それに続いて籃も答える

これで準備は整った。

いざ…



神社へ


なんか序盤から心の中で盛り上げたけど目的はしょぼいな…


「じゃあいくわよ」


「はーい」


そういい紫が先陣をきり先へ進んでいった。


「なぁ、銀……」


「ん?どうしたの籃?」


籃が少し不思議そうな顔をして私に訪ねる。


「紫様と銀ってどちらが歳上なんだ?」


「…あぁ、絶対初見の人や妖には解らないね……」


「……まさか銀様?」


「うーんとね…言ったら色々とめんどくさいから言わないでおくよ。」


「……?どうしてだ?」


そう籃が聞くと銀が黙って前方を指差す。

それに従い籃が目の前を向いた。

その時嫌でも籃は察しただろう。


「さぁ、先を急ぎましょうか」


「…は、はい。紫様」


「…ふぅ」


そんな茶番を出来るような関係に一日でなるとは…

籃も紫も凄い仲がいいんだな


そんなこんなが終わり落ち着いてきた頃

目の前に神社が見えてくる。


「ここよ。」


「ここかー」


少し古びた鳥居がある。

石段も所々に苔が生えている。

恐らくあまり人が通らないのだろう。

理由は特にないが苔は踏むと滑りやすいし使い込むほど大切な神社ならばもう少し手入れをするはずだ。

うーん……実に不思議だ。

それにしても紫はこんな古びた神社に何の用が…


「銀!何ボーっとしてるの!早くいくわよ」


「あ、解ったよ!」


……やばい

考え事しすぎたな。

紫も呼んでることだし早く上ろう


~幼女移動中~


「ついたわ…ここよ」


石段を上り終えた私たちは神社の前に出た。


「それにしても凄い疲れてますね紫様」


そういいながら籃が少し笑ってこっちを見る。

その笑顔に私も笑顔で返した。


「あーもー!銀まで笑うなんて!どういうことよ!」


「知らないよ」


私たちが騒いでいると

寺の仲から一人の女性が出てきた。


「あら、紫じゃない。いらっしゃい」


「はいはい来ました来ました。そんでもって約束通り銀を連れてきたわよ」


「……うわー!凄いわね!この背の高さ!逞しく美しい顔!そしてこの胸!すべて完璧じゃない!」


「あーそっちは私の式神よ……本物はこっちよ……いじけちゃったけど」


「え!? あ!こっちか!何か思ってたより……かわいらしいね」


「もういいよ……どうせ胸無いよ……身長も低いよ……ブツブツ」


「あー私知らない」


「……え、どうしろって言うのよ…」


「ほっとけば直るわよきっと」


「そうならいいわ」


「紫様……私は銀と一緒にいますね。」


「あぁわかったわ。宜しく」


「はい」


そういい籃は銀の元へ走っていった。

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