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東方銀狐録  作者: 通りすがりの紳士
~真のスタート~
21/49

果たし状…?

「あーうー!ちゃんと!真っ直ぐ!」


「こ…こう?」


「そうそう!上手だよ銀!」


今私は空を飛ぶ練習をしている…

だけど難しいよ…これ…

でも、10分で1mの高さ飛べるようになったのは進歩だと思う。


「じゃあ、今日はここまで!寝よう!」


「え!?まだ3時半だよ!?」


「いいの。寝る子は育つって言うんだから…」


え…?


「…」


私は少し…少ーし冷たい目で諏訪子を見た。


「うっ…まさか銀…いま全然成長してないじゃん…とか思ってんじゃないよね…?」


「べつに~そんなことないよ~」


べ…別にバカにしてる訳じゃ無いんだからね!


「じゃあ何!?その棒読み…」


「気まぐれ」


「最悪ぅ…」


あー

泣いちゃったよ

もー本当に幼いんだから…


「ほーれほれ…よしよし…」


「あーうー…次バカにしたら殺すからね…」


えw

なにこの子いってること怖い。




ビュン



グサッ




「…え?」


「矢だね」


「え!?どうして急に飛んできたの?」


「知らない。ここに飛ばすってことは諏訪子宛って事だね」


「ふ~ん…じゃあ…はい」





「へ?」


「へ?じゃなくって読んでって!」


「自分で読めばいいじゃない」


「あーうー!時が読めないの!難しくて!」


「あーはいはい」


「えーと…何々…

諏訪子殿へ

私と勝負をしてください。

そして、私が勝ったら信仰を寄越して下さい。

そして私が負けたらもう二度と貴方には手を出しません。

どうするかは貴方がかんがえてください

返事は使いの者を送ってください。


八坂 神奈子


だそうね…」


「え?果たし状!?」


「う…うん?そんなもんかな?」


兎に角これが来たって事は諏訪子の命が危ないと言うことだ。

もしここで信仰を奪われれば神としての存在を失い、

この世からきえてしまうのだ。


「まあ此方が勝つのは決まってるけどね!」


「え?どうして?」


「銀がいるから」


いや、私は勝負に出ない…

と言うより出たらダメだ。


「私は出ないよ?」


「え!?どうして!?私を裏切るの?」


「違うよ。諏訪子…もし私がこっちに入って戦ったらどうなると思う?」


「圧勝」


「じゃあ、私があっちにいたら?」


「惨敗…あ、なるほどぉ!」


こうしてやっと諏訪子の説得に成功した銀であった

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