果たし状…?
「あーうー!ちゃんと!真っ直ぐ!」
「こ…こう?」
「そうそう!上手だよ銀!」
今私は空を飛ぶ練習をしている…
だけど難しいよ…これ…
でも、10分で1mの高さ飛べるようになったのは進歩だと思う。
「じゃあ、今日はここまで!寝よう!」
「え!?まだ3時半だよ!?」
「いいの。寝る子は育つって言うんだから…」
え…?
「…」
私は少し…少ーし冷たい目で諏訪子を見た。
「うっ…まさか銀…いま全然成長してないじゃん…とか思ってんじゃないよね…?」
「べつに~そんなことないよ~」
べ…別にバカにしてる訳じゃ無いんだからね!
「じゃあ何!?その棒読み…」
「気まぐれ」
「最悪ぅ…」
あー
泣いちゃったよ
もー本当に幼いんだから…
「ほーれほれ…よしよし…」
「あーうー…次バカにしたら殺すからね…」
えw
なにこの子いってること怖い。
ビュン
グサッ
「…え?」
「矢だね」
「え!?どうして急に飛んできたの?」
「知らない。ここに飛ばすってことは諏訪子宛って事だね」
「ふ~ん…じゃあ…はい」
「へ?」
「へ?じゃなくって読んでって!」
「自分で読めばいいじゃない」
「あーうー!時が読めないの!難しくて!」
「あーはいはい」
「えーと…何々…
諏訪子殿へ
私と勝負をしてください。
そして、私が勝ったら信仰を寄越して下さい。
そして私が負けたらもう二度と貴方には手を出しません。
どうするかは貴方がかんがえてください
返事は使いの者を送ってください。
八坂 神奈子
だそうね…」
「え?果たし状!?」
「う…うん?そんなもんかな?」
兎に角これが来たって事は諏訪子の命が危ないと言うことだ。
もしここで信仰を奪われれば神としての存在を失い、
この世からきえてしまうのだ。
「まあ此方が勝つのは決まってるけどね!」
「え?どうして?」
「銀がいるから」
いや、私は勝負に出ない…
と言うより出たらダメだ。
「私は出ないよ?」
「え!?どうして!?私を裏切るの?」
「違うよ。諏訪子…もし私がこっちに入って戦ったらどうなると思う?」
「圧勝」
「じゃあ、私があっちにいたら?」
「惨敗…あ、なるほどぉ!」
こうしてやっと諏訪子の説得に成功した銀であった




