↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女学園にて無期留年を言い渡された僕は、毎日奴隷のようにサウナで働かされています。(※ただし、神熱波師)  作者: 米太郎
サウナの奴隷

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/32

01話 整ったあと

「そんなにしたら、私もう耐えられないよ…………」

「いや、まだまだこんなもんじゃないっすよ!!」


 ハァハァと汗ばむ女子たち。蕩けた表情で僕のことを見つめてくる。それでも僕は手を緩めない。今がチャンスだと思い、逆に張り切るタイプだから。


「もっと激しくいきますよーーーっ!!

「…………んっ、んーーーっっーー……!!」


 僕が手を下した女子は、「もう我慢できない」といった表情を浮かべながら悶えている。

 僕の手にかかればこんなものだ。どんなに気の強い子だろうと、僕の手にかかればお茶の子さいさい。


「ねぇ、滉斗(ひろと)? こっちもお願いできるかな? とびっきり熱いの、お・ね・が・い?」

「オッケーです! いっきますよーーーっ!」


 思いきりの良い振りをしてやる。こういう時は、弱い振りを何回もやるよりも強い一発の方が効く。しかし、会長は僕の振りに耐えたようであった。


「うぅー……ん……。ふぅ、ふぅ……。気持ちいいわね、滉斗(ひろと)。けれども、私は一回だけじゃ満足しないわ……? もっとお願いできるかしら……?」


 甘えた声で言ってくるけど、さすがの会長もかなり汗ばんでいる。表情は段々と蕩け始めているようだった。そろそろ限界な気もするけれども、求めるならやってやるのが僕の仕事だ。何度でもやってやりますよ。


 ――スパァンッッ!!


 歯切れのいい音が部屋に響く。会長に対して熱い精魂を注入しているのだけれども、巡り巡って他の女子にも効くのだ。激しく動きすぎると、僕自身にも効いてきちゃうところはあるけど。それでも、求める限り全力で振ってやる。


 ――スパァンッッ!!


「うぅ……。あぁ、もうダメかも……」


 部屋にいる女子たちは、皆汗だく。もうそろそろ限界を超えてしまうだろう。


「みなさん。辛くなったら、教えて下さいね? 我慢し過ぎは身体に良くないですから。気持ちいいくらいで辞めておくのがベストですよ」

「けど、私たち、滉斗(ひろと)が頑張る限り一緒にいたいから……。行くときは、みんなで一緒に行こう?」


「気にしなくて大丈夫っすよ! どういう状況になろうとも、最後に出るのは僕なんで!」


 ――スパァンッッ!!


「んんー…………!」


 耐えられなくなった女子は、目がトロンとしていて限界を超えていることだろう。


「じゃあ、私先にいっちゃいますね……?」

「はい! 先に行ってください! 僕も後から行くんで!」


 もうダメだと言った表情の佐伯さんは、限界を迎えたようだった。宣言したあと、息を落ち着かせると力なく立ち上がる。

 僕からの施しを受けるのも、まだ数回目。よく耐えた方だと思う。こんなに長時間耐えられるとは思っていなかった。


「いっぱい体液が流れ出ちゃったと思うんで、水分補給も忘れずにお願いします!」

「……はい!」


 最後はスッキリとした表情を僕に向けてくれた。その表情を見ることができれば、僕も感慨の極みというものだ。僕の仕事も、あともう少し。気合入れて続きをやっていこう。


「では残った人たちには、もう少しサービスしますね!」


 僕は本腰を入れて、思いっきり振る。

 一人一人に狙いを定めて、連続で。


 ――スパァン!!

 ――スパァン!!


「あぁぁー……ん……」

「うぅぅー……ん……」


 女子たちからは唸り声のような声が漏れ出している。僕の体力が続く限り、全力で早く激しく動く。


「はあぁぁぁぁぁーーーーーん……」

「そんな激しいのだめだよーーー……」

「私、ギブアップだよぉ…………」

「もう、私、いきたいです……、いきます私……」


 最後のラストスパート。

 激しくした振りで、女子たちは次々に行ってしまう。


「皆さん、お疲れさまです! 僕も気持ち良かったです!」


 これで全員だ。

 しっかり仕事を果たすことができたぞ。


 まぁ、こんなに長々とやることじゃなかったいうのは、僕自身も承知だ。やりすぎは良く無いからね。

 外へと出ると、女子たちは既に賢者モードのように、ベンチで恍惚とした表情を浮かべていた。



 ……と、延々と僕は何をやっていたかって言ったら、やましいことなんて一つもやっていない。そこは、変な想像をさせてしまっていたとしたら謝らなければいけないと思う。ごめんなさい。


 実際に何をやっていたかというと、女子たちからも喜ばれていること。

 お互いの身体を、熱く火照らせる行為。熱い部屋の中で、体液を垂れ流してする行為。


 ……って言うとまた誤解が生まれそうだけど。



 僕は、サウナ室で熱い風を送っている、熱波師だ。


 サウナの中が、僕の仕事場所。

 常に汗が垂れ流されるような、かなり過酷な環境だと思う。それでも、僕はやらなくちゃいけない。この学園の再建のために。


「よーし。これで、クラスの女子全員満足させることができたかな?」


 サウナ室の外へ出て、腕を伸ばして身体をほぐしていると、二年生、三年生の先輩や、生徒会長たちがスッキリした顔で戻ってきた。


「水風呂最高だったよ。整ったぜ! サンキュー!」

「また、会長の汗……、みんなの汗を感じたいよ……。早く二回戦いこう」

「滉斗(ひろと)、最近の疲れが取れるように。今度はもっと激しくしてくれ」


 濃い生徒会の面々とも、仲良くなれるものだな。


 まだまだ満足させ甲斐がある感じだな。

 頑張るぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。