満場一致
王を含めた会議では、戦後の処理について各国間での取り決めなど多くの部分について話し合いが行われたが、その中で、王たちが揃って口にするものがあった。
同盟国間での争い事には介入し、これを収める。というものだ。
本来であれば隣国ですら現在は時間をかけて移動することが多いほど国と国は離れている。
だが、デウス討伐により明確に変わる部分を考慮してこうなった。
「スーベルニカ王。『技術革新』は間違いなく起きるのだな?」
「現在の我々の技術はある程度でストップがかかり、戦争に向かうようにデウスが抑止力を立てている……本人が消え、それが無くなれば止まっていた革新が一気に起こるのは明白だろう」
現在におけるスーベルニカは、デウスの作り出した世界の循環である、一定の技術の獲得で技術退化が起きるよう世界が干渉する……という状況におかれ、スーベルニカ王もそれをわかっているからこそ「ある程度の所で打ち止めをした」という状況である。
世界の転換期における時期には必ず僕のような異世界側のマキナの血筋が召喚されており、その異世界における現代の記憶を伝えていくことで、ある程度の技術革新が起きていた……のだが、やはり必ずどこかしらでストップがかかっていたのは歴史を紐解くと見えてくると。




